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春のヘッドフォン祭 2018 第14回

ヘッドフォン祭から探る、2018年のヘッドフォントレンド

2018年05月09日 17時00分更新

文● ゴン川野 編集●ASCII

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測定ナシでも年齢入力で補正値が決まる

 beyerdynamic「Amiron wireless JP」はMIMI Hearing Technologiesの技術を使い耳に合わせた特性に調整してくれる。aptXとaptX HDとLLに対応する。

 具体的にはMIYと呼ぶ専用アプリを使用。測定不要の年齢によるプロファイル、または約6分間の聴覚テストによってプロファイルを生成する。

 実際に試したみたのだが、会場の暗騒音レベルが高すぎて聴覚テストは無理だった。年齢によるプロファイルを選択。効果は20/40/60/80/100%を選択できる。効果80%で比較試聴すると、高域、低域共によく聞こえるようになり、その効果を実感できた。次回はぜひ聴覚テストによるプロファイルで試聴してみたい。

 デザインは「Amiron Home」にフタをして密閉型にした感じで、有線接続にも対応。発売時期価格は未定。

 リッチな気分になれるBluetoothヘッドフォンと言えば、B&W「PX」である。ノイズキャンセリング機能搭載、Bluetooth接続で最大22時間、ノイズキャンセルOFFで最大29時間、有線接続なら最大50時間使える。ドライバーは直径40mm、インピーダンス22Ω、aptX HDに対応。重さ355g。低域はややタイトで艶のある高域、厚みのある中域で音楽を魅力的に聴かせてくれた。価格は5万7000円。

  カラーはSoftGoldとSpaceGrayの2色、ノイズキャンセリング機能を効かせるためかカッチリした装着感で側圧はやや強めだった。

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