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H370/B360マザーのおすすめはこれだ! 第3回

少数精鋭のラインナップで攻めるGIGABYTEマザー

2018年04月18日 15時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●北村/ASCII.jp

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独自機能も先進機能も欲張った全部入りのゲーミング
H370 AORUS GAMING 3 WIFI

 H370 AORUS GAMING 3 WIFIは、GIGABYTEの総合ゲーミングブランド「AORUS」シリーズに加わったH370チップセット搭載のATXマザーボードだ。最大の特徴は、豪華なビジュアル。RGB LEDでの光り具合は、現行H370マザー中最高。チップセット、メモリー、オーディオ、そしてボード端のオーバーレイパーツ(Accent LED)がド派手に光る。

派手なRGB LED演出、USB 3.1 Gen.2、高速無線LANなど、充実機能を備えた「H370 AORUS GAMING 3 WIFI」。実売価格は2万円前後だ

 電源部には、10フェーズ(8+2フェーズ)のVRMを搭載。第8世代CoreプロセッサーでCPUの物理コアが増えたことに対応し、先代の6フェーズ(4+2フェーズ)から大幅に強化している。

 M.2ソケットはデュアルで搭載。片方のソケットには放熱を効率化するヒートシンク「M.2 Thermal Guard」を装備。発熱の高い高性能SSDもサーマルスロットリングなしに高い性能を維持できる。

 Type-CとType-A両方のUSB 3.1 Gen.2ポートをリアパネルに装備するほか、Intel CNVi対応の通信モジュール「Intel Wireless-AC 9560」も標準で搭載するなど、最新機能もしっかり実装している。

 AORUSはこれまでZ370やZ270などハイエンド以上のチップセットで展開してきたが、その魅力をリーズナブルなH370プラットフォームで再現。ゲーミングマザーとしての基礎体力も高く、高性能ゲームマシンのベースとして申し分ない内容だ。特に派手なLED演出が好きな方にはイチオシの製品といえる。

Z270やZ370のAORUSモデルと同様、派手なRGB LEDを備える。メモリとオーバーレイパーツのインパクト抜群だ

10フェーズ(CPUコア8+GPUコア2)のVRMを採用する。6コア12スレッドのCore i7の高負荷運用でも不安ない内容だ

M.2ソケットは2基搭載。片方には、独自のM.2ヒートシンク「M.2 Thermal Guard」を装備する

最新コーデックのALC1220-VBに、WIMAのスタジオグレードコンデンサー、ニチコンのFine Goldコンデンサーを利用。インピーダンス自動検知機能付きのスマートアンプにより、音量低下や歪みなく良い音を楽しめる

「H370 AORUS GAMING 3 WIFI」スペック表
フォームファクター ATX
チップセット Intel H370 Express
メモリー DDR4-2666対応×4
拡張スロット PCI Express 3.0x16、PCI Express 3.0x4(x16形状)、PCI Express 3.0x1×4
ストレージ M.2 (PCI Express 3.0 x2/Serial ATA 6Gb/s)、M.2 (PCI Express 3.0 x4)、SATA 6Gb/s×6
インターフェース USB 3.1(Type-C)、USB 3.1(Type-A)、USB 3.0×4(Type-A×2、Type-C用ピンヘッダ1、ピンヘッダ2)、USB 2.0×6(Type-A×4、ピンヘッダ2)、DisplayPort、HDMI、DVI-D、PS/2
ネットワーク Intel I219-V(1000BASE-T)、Intel Wireless-AC 9560(IEEE802.11ac/Bluetooth 5.0)
サウンド 7.1ch HD Audio(ALC 1220-VB)

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