けんかを減らすにはどうする?
最後はけんかを減らす方法。「夫の協力」を挙げる人も多いですが、「夫の理解」を挙げる人もおなじだけ多かったです。不満については冷静に伝えられる時間をつくるなど、前述のように、コミュニケーションを通じた解決をうながす回答も多く見られました。
具体的なルールづくりとしては、明確な育児分担などに加えて、「相手に対する要求のレベルを上げない」「産後に産前よりも家事に時間がとれなくなったことを補うため家事は家電などで省力化する」など、引き算の発想をしている人もよく見かけました。
一方、「けんかはあっていいと思っている。お互いの考えをぶつけ合える信頼関係でいること。とりあえず受け止めて、受け入れるかどうかは別の話と思っておくこと」と、けんかをポジティブにとらえる人もいました。夫婦ともにそう感じられているといいのですが。
【夫の協力系 回答例】
・けんかの原因にもよるが、育児や家事のことなら夫がもっと関心を持ってやるべき事だと思う。お互いに得意不得意があると思うが、できないならできることを率先してやる、育児は妻任せにしない。(27歳・女性)
・夫への期待値を下回った時に腹が立つので夫に期待しない。そうすればちょっとやってくれるだけですごくありがたい。(35歳・女性)
・夫が改心する お金だけ文句言わず入れる(33歳・女性)
【ルールづくり系 回答例】
・出産後の妻の状況の意識、便利家電の導入、夫は時間が金かどちらかをふんだんに出す。妻は夫に極力求めない。求めるものを話し合い。(27歳・女性)
・子どもが泣いているときには、とにかく込み入った話をしない。言われる前に、男性が家事を率先してやる(仕事で疲れているとか関係ない、育児は育児)。話題はなんでもいいので、夫婦で会話する(話すこと自体を目的とする)。(33歳)
・先の喧嘩の原因などを書き出し 解決法(やって欲しいことリスト)を、共有もしくは二人で作成してすり合わせをする。(35歳・女性)
【そのほかの回答例】
・不満を溜め込まずに、話し合う機会を定期的に設ける。(32歳・女性)
・一緒に育児に取り組み、思い通りにいかない大変さを実感すること。そして、相手を思いやること。(35歳・男性)
・安眠(36歳・男性)