freeeは3月8日、販売パートナーとして、Googleの「G Suite」をfreeeユーザー向けに販売開始すると発表した。今後、freeeのプロダクトとG SuiteのAPI連携を中心としたクラウドインテグレーションを加速し、バックオフィスを中心にあらゆる業務の自動化・効率化を推進する。
freeeのサービスを利用していてG Suiteを契約すると、Gmailやビデオ会議、Googleドライブのファイル共有などをパッケージ価格で利用できる。また、スモールビジネスを中心に100万事業所を超えるfreee のユーザーに対して「G Suite」の導入を推進。場所や端末に関係なくリアルタイムで、従業員間のコミュニケーションや共同編集、情報共有ができるため、コストを削減してビジネス展開を効率良くスピーディーに進められる。
さらに、今後G Suiteとfreeeの提供サービスとのクラウドインテグレーションを推進。「freee API」に「G Suite」がAPIで連携する。G Suiteを利用する顧問先だと、「Google スプレッドシート」で作成した現金出納帳の明細をシート上で1クリックすれば、パソコンへのダウンロードや「クラウド会計ソフト freee」へのアップロードなども自動で直接連携できる。
Gmailも活用すると、会計freeeにデータ連携され、会計事務所宛に連携されたと自動通知することも可能。会計事務所もG Suiteを利用していると、現金出納帳自体をインターネット上で顧問先と共同編集でき、業務効率の改善が期待されているという。