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2018年03月08日 09時30分更新
Azure Database for MySQL/PostgreSQL:新しい料金レベル
Azure Database for MySQL、Azure Database for PostgreSQLは、MySQL、PostgreSQLベースのリレーショナルデータベースサービスです。Azure Database for MySQL/PostgreSQLは、現在プレビュー中です。
Azure Database for MySQL/PostgreSQLでは、これまで、「Basic」、「Standard」という価格レベルがありました。今回、「Standard」が「General Purpose」(汎用)に改名され、最上位の価格レベルとして「Memory Optimized」(メモリ最適化)が追加されました。
これまでは、データベースに対して、コンピューティングユニット(Compute Unit)と呼ばれる相対的なコンピューティング性能値を指定していました。今回、コンピューティングユニットに代わって、vCore(仮想コア)が導入されました。
現在、Intel E5-2673 v3(Haswell) 2.4 GHzベースの「Gen 4」、Intel E5-2673 v4(Broadwell) 2.3 GHzベースの「Gen 5」という2つのコンピューティング世代があります。BasicレベルはGen 4、またはGen 5で最大2 vCoreを、General PurposeレベルはGen 4、またはGen 5で最大32 vCoreを、Memory OptimizedレベルはGen 5のみで最大32 vCoreをサポートしています。
vCoreあたりのメモリについては、General PurposeレベルではBasicレベルの2倍、Memory OptimizedレベルではBasicレベルの4倍になります。
データベースストレージについては、BasicレベルではStandard Storageが使われます。General Purpose/Memory Optimizedレベルでは、より高いIO性能を持つPremium Storageが使われ、ストレージ容量(GB単位)の3倍のIOPSが提供されます。今回、データベースストレージの下限が、50GBから5GBに変更されました。ストレージは、1GB単位で最大1TBまで拡張可能です。
また、データベースの自動バックアップ機能が利用可能になりました。すべての価格レベルで、7日から35日の間でバックアップ保有期間を指定できます、Basicレベルでは、データベースが稼働するAzureリージョンにバックアップを格納する「ローカル冗長」のみがサポートされています。General Purpose、Memory Optimizedレベルでは、「ローカル冗長」に加えて、ペアリージョン(たとえば、東日本リージョンのペアリージョンは西日本リージョン)にもバックアップを格納する「地理冗長」(Geo冗長)も選択可能です。ペアリージョンに格納されているバックアップを基に、任意のAzureリージョンにデータベースを復元する「地理復元」(Geo復元)を行うことができます。
詳細は、ブログポスト「Updates to Azure Database for MySQL and Azure Database for PostgreSQL」、価格ページ(MySQL、PostgreSQL)、ドキュメント(MySQL、PostgreSQL)をご覧ください。
Azure Container Service(AKS):Bシリーズをサポート
Azure Container Service(AKS)は、マネージドKubernetesサービスです。
Bシリーズは、バースト可能なVMインスタンスであり、通常は低負荷ながら短時間だけ高負荷になることがあるワークロードに最適です。Bシリーズは、2017年12月にGAになっていました。
今回、Azure Container Service(AKS)で、BシリーズのVMを使ったクラスター構築が可能になりました。開発/テスト環境などで、Azure Container Service(AKS)クラスターを安価に利用したい場合に最適ですね。
詳細は、ブログポスト「B-series burstable VM support in AKS now available」をご覧ください。
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