ソフトバンクは2月20日、「ショートタイムワークアライアンス」を東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野と協力して発足させると発表。 障がいで長時間勤務が困難な場合でも、週20時間未満で就業できる「ショートタイムワーク制度」の普及を産学連携で推進するという。
アライアンスは企業や自治体が参加でき、超短時間から就労するショートタイムワーク制度の普及が目標。時間や障がいにとらわれず、一人一人が特性を生かしながら挑戦できる社会を目指すという。
主な活動内容はショートタイムワークアライアンスの実施・賛同企業や自治体の募集と紹介、ショートタイムワーク制度の実施企業の事例とノウハウの共有、カンファレンスの実施。
ソフトバンクグループと東京大学先端研は、障がい児の社会参加の機会促進を目指し、2009年からICTを活用して障がい児の学習・生活支援を手がける「魔法のプロジェクト」を実施。ソフトバンクはこれをきっかけに就労年齢に達した方への支援に注力するため、2016年5月からショートタイムワーク制度を本格導入した。