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クラウド版は追加コストなしで利用可能、ネオジャパンのグループウェア最新版

大容量ファイルを安全に転送、「desknet's NEO」V9.0提供開始

2025年03月07日 15時15分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ネオジャパンは2025年3月6日、グループウェア「desknet's NEO」の最新版となるバージョン9.0の提供を開始した。大容量ファイル(1ファイルあたり最大5GB)をクラウドストレージ経由で送信できる「ファイル転送機能」を追加した。

 この機能は、新たに提供するクラウドストレージサービス「desknet'sドライブ」を利用するもの。クラウド版を導入している企業/組織に対しては、追加コストなしで「契約ユーザー数×1GB」のドライブ容量を標準提供する。

「desknet's NEO V9.0」で追加された「ファイル転送機能」の概要

 ファイル転送機能は、desknet's NEOユーザーがファイル添付メールを送信する際に、ファイルをドライブに自動アップロードし、ダウンロードURLを付加したメールを自動送信するもの。メールの受信者はWebブラウザ経由で添付ファイルをダウンロードする。

 送信時には、セキュリティ強化のためのパスワード自動生成/自動通知、ダウンロード期限などが設定できる。また、ファイルを誤送信してしまった場合に取り消したり(ダウンロード中止)、ダウンロードの履歴(誰が、いつ、どのIPアドレスからダウンロードしたか)を確認することも可能だ。管理者向けの使用容量制限設定、送信履歴監査の機能もある。

 なお、パッケージ版を導入している企業は、新たにdesknet'sドライブの年間オプションライセンスを導入すれば利用できる。このオプションは2025年5月以降の提供開始を予定している。

 最新版V9.0では、このほかにも機能追加や改善された機能がある。詳細は下記の紹介ページを参照してほしい。

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