猫を撮るための不精だけど高度な(!?)テクニック
お次は尾道の猫。ベンチの上でポーズを取ってくれたのでちょっと腰をかがめるだけで撮れる。この真っ白なコンデジがいいですな。
そして究極の無精撮影がこちら。
私もよくやるんだけど、モニターを開いて上から見えるようにし、右手の親指でシャッターを押すように握れば、猫のローアングル撮影である。
これを覚えると猫をいろんなアングルで撮れるのでお勧め。
さていうまでもなく、今一番使われてるカメラがスマートフォン。
人なつこい猫ならスマートフォンで十分寄って撮れる。
尾道にて。お土産品をいっぱい持った観光客の方、猫を見つけて思わずスマートフォンを構えたものの、猫はなかなかこっちを向いてくれず、だんだん左腕が疲れてきたの図である。
もうひとつ、スマートフォンで猫を撮る姿を。
彼女が持ってるiPhoneをよく見ると、ちょっとヘンでしょ。
レンズが下にきてる。
このiPhone逆さ撮り技、猫を撮るときいいのである。
レンズが下にくるため、その分低い位置(つまり猫目線に近い高さ)で撮れるのだ。
かくして、一眼レフからミラーレス一眼、コンデジからスマートフォン&タブレットまで、しゃがんで猫を撮る人の姿を集めてみたわけだが、こうしてみると猫を撮ってる人のちょっと丸くなった背中っていいよねえ。
同意してくれる人が10人くらいはいるんじゃないかと思う。
■Amazon.co.jpで購入
古地図とめぐる東京歴史探訪 (SB新書)荻窪 圭(著)SBクリエイティブ
デジタル一眼レフカメラが上手くなる本 基本とシーン別の撮り方60上原 ゼンジ、桃井 一至、荻窪 圭(著)翔泳社
古地図でめぐる 今昔 東京さんぽガイド荻窪 圭(著)玄光社
筆者紹介─荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

この連載の記事
-
第910回
デジカメ
たまに見つけるとうれしい! なかなか出合うことがない屋根の上でくつろぐ猫の写真を集めてみた -
第909回
デジカメ
遠くからでもOK! 警戒心が強い神社猫を撮るのに「Galaxy S25 Ultra」の5倍&10倍ズームが大活躍 -
第908回
デジカメ
最新「Galaxy S25 Ultra」の優秀5倍望遠カメラで、あまり人慣れしてない猫を遠くからそっと撮る -
第907回
デジカメ
保護猫シェルターにいた珍しい純血種ベンガルのお茶目な瞬間を撮ってきた -
第906回
デジカメ
もしやと思ったら……久々に訪れた公園で見つけた猫は10年前と同じ2匹だった -
第905回
デジカメ
テレビロケ先の名古屋で出会ったお寺猫 日なたでぬくぬくしてる姿を収録合間に撮影 -
第904回
デジカメ
室内猫の一瞬をブレずに写せるOPPO「Find X8」は最強の猫撮りスマホかもしれない -
第903回
デジカメ
漁港にいる子猫をスマホの望遠カメラで! 「iPhone 16 Pro」も「OPPO Find X8」も相当なクオリティだった -
第902回
デジカメ
2025年正月、小さな漁港にいる膝猫を撫でながら「iPhone 16 Pro」と「OPPO Find X8」で片手撮り -
第901回
デジカメ
新年の最初は景気づけにソニーのフラッグシップ機「α1 II」 チルト式モニタと賢いAFで猫に集中して撮れる -
第900回
デジカメ
2024年のお気に入り猫撮りカメラはソニー「α7C II」 画作りもカスタマイズ性も良好で散歩の友にぴったり! - この連載の一覧へ