DDR4-2400動作の
「SMD4-U16G48M-24R-D」をチェック
まず、「SMD4-U16G48M-24R-D」を取り付けてみると動作電圧はAutoで1.35Voltに設定されたが、DDR4-2400 CL15-15-15でスンナリ認識され、問題なくOSが起動した。
念のため、システムモニター、ベンチマークツールの「AIDA64 Extreme Edition」が搭載しているメモリーのストレステストと、「MemTest86 v7.4」を実行したがエラーは出なかった。
そのまま、オーバークロックを試すとDDR4-2933 CL18-18-18-39-1T、電圧1.35Vで、「AIDA64 Extreme Edition」のメモリーストレステストを30分間、「MemTest86 v7.4」(NO #13 Hammer Test除外)を4passした。
一応、DDR4-3200 CL20-19-19 1.4Vで両テストをパスしたが、ベンチマーク中にエラーが発生するなど、動作不安定になることもあった。
最新プラットフォームの本命
2666MHz動作の「SMD4-U16G48M-26V-D」
続いて、Ryzenシリーズや第8世代CoreプロセッサーでサポートされたDDR4-2666に対応する「SMD4-U16G48M-26V-D」を試すと、BIOS AUTO設定でDDR4-2666 CL16-16-16-39-1T 1.2Vで認識し、ストレステストも問題なくクリアーした。
そのままオーバークロック耐性を試してみると、「SMD4-U16G48M-24R-D」よりも低い電圧で動作する感じで、「AIDA64 Extreme Edition」のメモリーストレステストと「MemTest86 v7.4」(NO #13 Hammer Test除外)は、DDR4-2933 CL18-18-18-39-1T 1.2V動作がすんなりとパスできた。さらに設定を試すと、最終的にメモリー電圧1.4VのDDR4-3200 CL18-18-18-45-1Tまでの動作が可能だった。

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