新たにワイヤレス充電に対応した超定番モデル
アップル「iPhone 8」
最新のiPhoneでもっともコンパクトなのが「iPhone 8」だ。現在ドコモ、au、ソフトバンク3社が取り扱っているほか、SIMフリー版も用意される。処理性能などは「iPhone X」や「iPhone 8 Plus」とほぼ同じだが、リアのダブルレンズカメラを搭載しておらず、画面サイズや解像度は4.7型(750×1334ドット)とiPhone 7から据え置かれる。
横幅は67.3mmと、今回で紹介する他の2端末より大きめ。ただし、厚さは7.3mmと最薄で、背面の素材が金属からガラスへの変更されたことで、片手持ちでも手から滑り落ちにくくなっている。とはいえ、女性や子どもでは片手だけでの操作は難しいかもしれない。
「iPhone 8」は処理性能やカメラ画質が向上したほか、iPhone 7から引き続き防水性能やApple PayによるモバイルSuicaやiD、QUICPayなどのIC決済にも対応している。高性能を生かして、現在App Storeで増えつつある最新のAR対応アプリも快適に楽しめる。
新機能としては、Qiによるワイヤレス充電や、周囲の照明の色合いに合わせて画面のホワイトバランスを見やすく調整する「TrueTone」を搭載。電球色の照明の飲食店でも、撮影した写真を元のイメージ通りに表示できる。
「iPhone 8」はコンパクトスマホと表現するにはやや大きめだが、男性ならギリギリ片手操作が可能な範囲。高速処理や高画質カメラに加えて、防水やIC決済など日本で人気の機能にもしっかり対応しし、機能面での欠点もほとんどない。不満があるとすれば、高性能なワリに画面解像度が750×1334ドットとやや低めなぐらいだ。
今回紹介した3つのスマホは、片手で操作しやすいコンパクトさが最大の魅力。片手操作だけでなくズボンの前ポケットに入れやすい点も見逃せない。画面サイズの肥大化が続く現在のスマホトレンドに違和感をもつユーザーなら、この3つのスマホへの乗り換えを検討してみよう。
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