ショップスタッフに定番&鉄板の電源ユニットを聞いた
国内販売が遅れていた「Coffee Lake-S」こと、デスクトップ版の第8世代Core iシリーズも、いよいよ発売。コスパ良好なAMD「Ryzen」シリーズとともに、なかなかおもしろくなってきており、この秋冬にPC新調を決心した人も多いことだろう。
PC一式購入、買い換えのパーツ選びで後回しにされやすいのが電源ユニット。CPUやビデオカード、SSDなどと異なり、処理速度やゲーミングなど体感できる形で価格の差は現れないが、PCの安定性に影響する大事な部分になる。
そんな電源ユニットの定番、鉄板として秋葉原のショップスタッフが最初に上げるのは、“予算に縛りがないのなら”という前置きはあるがSeasonic製品だ。
定評のある安定性と品質に加え、搭載ファンの動作モードを常時回転とセミファンレスに、手動で切り替えられる点と、国内代理店のオウルテックによる「新品交換保証」と魅力的だが、80PLUS GOLD認証の容量650Wで1万7000円前後と、確かに予算に余裕が必要になる。
そこでコストパフォーマンスが優秀な製品を聞くと、ショップを問わず、スタッフから最も多く上げられたのは、2014年にCoolerMasterから発売された80PLUS GOLD認証を取得する「V Semi-Modular」シリーズだ。
価格は容量750Wの「V750 Semi-Modular」(型番:RS750-AMAAG1-JP)で1万3000円前後と、1万円は超えるが奥行き短い140mm筐体や日本製105度コンデンサー(1次側)の採用、+12Vシングルライン、セミプラグイン仕様、メーカー5年間保証とコスパ優秀になっている。
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