ヤンマーは10月10日、AIやIoTを活用した次世代施設園芸システムの確立に向けたテストベッドを設置し、運用を開始した。
農業人口の減少や就農者の高齢化による人手不足への対策として、効率的で持続可能な農業ソリューション実現に向けた取り組み。滋賀県米原市にあるヤンマー中央研究所のハウス(201平方メートル)において、栽培や生産管理などにおいてAI/IoTの活用を実証する農的空間を整備したテストベッドを構築。
テストベッドではさまざまな企業と協力して農業用IoT機器で生育状況を監視、AIを用いた栽培コントロールの検証を行なう。将来的には少量生産の効率化に向けてエネルギーの地産地消モデルの創出を目指すという。