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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第15回

【鉄板&旬パーツ】M.2 SSDはSATAもある! WD最新の「WD Blue 3D NAND SATA SSD」を試す

2017年09月17日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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公称とおりのパフォーマンスを発揮

 ここからは、LGA1151 CPUのCore i7-7700KやASRock「Z270 Extreme4」で組んだテスト環境に、「WD Blue 3D NAND SATA SSD」のM.2 2280タイプ 1TBモデル「WDS100T2B0B」を接続。パフォーマンスチェックを進めていこう。

テスト環境
CPU Intel Core i7-7700K
(4コア/8スレッド/定格4.2GHz/TB時4.5GHz/キャッシュ 8MB/TDP 91W)
マザーボード ASRock「Z270 Extreme4」
(Intel Z270 Express)
メモリー CORSAIR「CMK16GX4M2B3000C15」
(PC4-24000、8GB×2)
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition
HDD SanDisk「SSD Extreme PRO 240GB」
(SATA3、240GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」
(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows 10 Pro(64bit)

 「CrystalDiskMark 5.2.2」のデータサイズ50MiBから32GiBまで、9つのプリセットを実行すると、シーケンシャル、ランダムともに、公称値通りのパフォーマンスを発揮。データサイズ4GiBから、ランダム「4K Q32T1」が若干ダウンする傾向を見せたが、そのほかは安定した数値を出した。

 昨年試した「WD Blue SSD」シリーズの2.5インチ 1TBモデル(レビューはこちら)で発生していた、データサイズ16GiBからのシーケンシャルライトのパフォーマンスダウンが見られない点もポイントだろう。

 ただ、現状、秋葉原のショップでは「WD Blue SSD」シリーズの500GBや1TBモデルは、「WD Blue 3D NAND SATA SSD」の同容量モデルよりも、数千円安くなっているので悩みどころだ。

 若干気になったのは、各種ベンチマークを実行した際の温度で、軽いテストでも50度台に達し、「CrystalDiskMark 5.2.2」のテストデータ32GiBを連続実行すると温度は63度までアップしてしまった。2.5インチSSDのように、金属外装でコントローラーを冷却できないため、やむを得ないが、環境によっては動作温度に気を配ったほうが良いだろう。

50MiB

100MiB

500MiB

1GiB

2GiB

4GiB

8GiB

16GiB

32GiB

テストデータ100MiBを実行しただけで、S.M.A.R.T.読み温度は54度に

「CrystalDiskMark 5.2.2」のテストデータ32GiBを2回連続して実行すると温度は63度まで上昇した

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