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MSIの「World of Tanks」コラボノートは常時60fps以上の性能を発揮

文●宮崎真一 編集●北村/ASCII編集部

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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WoTで常時60fps以上のパフォーマンスを発揮

 それでは肝心のパフォーマンスを見ていこう。GP62M 7REX World of Tanks Editionは、前述のとおり、Turbo、Sport、Comfort、Ecoと4つの動作モードを有しているため、今回はそれぞれのモードでのテストを実行することにした。

 では、まずは「3DMark」の結果だ。3DMarkでは、TurboとSportでほとんど差は見られなかった。それに対して、ComfortはSport比で6~9%、Ecoは22~27%の差が付いており、動作モードによるパフォーマンスの差がハッキリと表れている。

3DMark(単位:Socre) better→

 続いて「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」では、Turbo、Sport、Comfortの3つの動作モードで、1920×1080ドットの最高品質という設定ながらも、スクウェア・エニックスの指標で最高評価となるスコア7000を上回った。その一方で、EcoはSportとの差が33%にまで開いており、こちらも動作モードの差異は明らかだ。

FF XIV: 紅蓮のリベレーター(単位:Socre) better→

 さて肝心のWoTのパフォーマンスはどの程度なのだろうか。今回は、「戦闘訓練」における1分間の平均フレームレートと最小フレームレートを「Fraps」にて取得。実際にプレイする不確定さがあるため、2回テストを行ない、その平均をスコアとしている。

 なお、解像度はGP62M 7REX World of Tanks Editionの標準解像度となる1920×1080ドットを選択し、グラフィック品質は「最大」に設定。さらに、アンチエイリアス処理は負荷が大きくなるよう「TSSAA-HQ」に変更している。

World of Tanks(単位:fps) better→

 WoTでもTurboとSportに大きな差ははない。だが、両者とも最小フレームレートが60fpsを超えている点に注目してほしい。つまり、TurboもしくはSportの動作モードであれば、WoTは常時60fps以上の快適なプレイができるということだ。

1920×1080ドットを選択し、グラフィック品質は「最大」に設定。アンチエイリアスは負荷が大きくなるよう「TSSAA-HQ」に変更している。それでも常時60fps以上の快適なプレイができる

 続いてComfortは平均フレームレートがSportから14%ほど落ちてはいるが、最小フレームレートは60fpsにあと一歩のところまで迫っており、十分プレイ可能なレベルだ。

 また、Ecoはそこからさらに6%ほど低下しているものの、最小フレームレートは50fps以上を維持しており、グラフィック品質を落とせば問題なくプレイできるのは間違いない。

 最後に消費電力もチェックしておきたい。なお、消費電力の測定には「Watts Up Pro」を用いている。

消費電力(単位:W) ←better

 まず、アイドル時はTurboが若干高めで、そのほかは20W前後でそろっている。一方、各テスト実行時ではやはりTurboとSportが抜き出ている印象だ。やはり、これらのモードを利用するのであれば、ACアダプターが必須になるだろう。

 一方、ComfortはSportから20~24Wも消費電力が抑えられており、パフォーマンスと消費電力のバランスはなかなか優秀だ。Ecoはさらに消費電力が低くなっており、Ecoを利用すればバッテリーの持続時間が伸びることは誰の目にも明らかだろう。

WoTのバンドルアイテムも充実

 以上のテスト結果からも分かるおおり、GP62M 7REX World of Tanks Editionのポテンシャルはかなり高い。しかも、15.6インチで重量2.2kgという可搬性に優れたコンパクトなサイズに食指が動くユーザーもいるのではないだろうか。

 また、GP62M 7REX World of Tanks Editionは、購入特典としてWoTのインゲームアイテムとなるプレミアム戦車の「IS-2」がバンドル。さらに、ゲーム内通貨が2000GOLD、日本限定特典として250GOD、60日間のプレミアムアカウントが付属し、コラボレーションモデルらしく、WoTに関するプレミア感はかなり大きい。

ゲーム内アイテムがこんなにバンドルされている

 そして、本製品の価格は基本構成で税込17万9800円。機能性やパフォーマンスを考慮すると、20万円を切るこの価格は十分リーズナブル。WoTをプレイしている人やこれから始める人にとっても魅力的な一台と言えるだろう。

WoTの動作推奨認定を受け、ゲーム内特典もバンドルされている。それでいてゲーミングノートで20万円を切るこの価格は十分リーズナブルといえる

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