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味覚も理解するパーソナルAI「SENSY」がヘルスケア分野に拡大

カラフル・ボードとリンクアンドコミュニケーションが業務提携

 カラフル・ボードは7月11日、味覚を解析する技術を活用し、ヘルスケア分野にサービスを拡大すると発表。リンクアンドコミュニケーションと業務提携し、個人の嗜好に合った食事・運動アドバイスを提供する「パーソナル・アドバイスエンジン」を共同開発する。

 パーソナル・アドバイスエンジンは、カラフル・ボード提供の感性を学習するAI「SENSY」を、リンクアンドコミュニケーション開発の「健康アルゴリズム」に連携させたエンジンプログラムだ。

 健康アルゴリズムは、科学的根拠に基づいた200万通り以上の食生活へのアドバイスを、個人に合わせて提供できるようにしたプログラム。

 SENSYがユーザーの嗜好性・傾向などの感性を学習することで、食事アドバイスでは、好みのメニューや食材、手作りするかどうかなど、食生活習慣を考慮したメニュー提案をする。また、個人の栄養バランスと好みをふまえた1週間の献立や買い物リストなども提案可能となる。

 たとえば、濃い味付けものを日常的に食べている人には、塩分を減らしつつも満足度も落とさない献立メニューを提案。昼食に麺類が多い人には、麺類の中でも栄養バランスの良いメニューを提供。激しい運動を普段あまりしない人には、隙間時間にできる軽めのエクササイズなどが自動的に提案される。

 今後パーソナルエンジンは、10月頃に「カロリーママ」へ実装し、10月以降「カラダかわるNavi」へも順次実装予定だとしている。

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