Bluetoothリモコン付きなので遠隔撮影が可能
スマートセルフィースティックの特徴は何と言ってもそのコンパクト性とデザイン性だろう。
グリップが対応するスマホはおおよそ、幅が3~5.5インチ(7.6~14cm)くらいまでだ。従来製品のようにはじめからグリップ用のアダプターは露出しておらず、スマートセルフィースティック本体のトップのキャップを引き出すことで、はじめてその一部分が露出する仕組みだ。
その後、グリップ部分をより引き出すことでスプリング機能が働き、スマホを確実にグリップしてくれる。グリップの強度はなかなか強いが、自撮り棒的な使い方をする場合は、付属の8の字型ベルトで二重に固定したほうが安全度は増すだろう。
この状態では、単なる一脚として、前の人や障害物で見えにくい遠方の風景を高い位置から撮影したり、逆さに持って、ペットなどをより低い位置から撮影したりすることが簡単にできる。
旅行先やパーティで自分を含むより大人数を撮影するには、スマホを搭載したスマートセルフィースティックを三脚機能を使って少し遠くに配置し、「ワイヤレススナップショット」(Bluetoothによるリモコン機能)で撮影するのが一番だろう。
普段はスマートセルフィースティックの底面に埋没している、リトラクタブルな三脚の脚を軽く押すと、足が少し飛び出してくる。この飛び出した3本の足を各々最後まで引き伸ばすと、安定した長さの三脚構造となる。
できれば、クリップしたスマホは先ほどの8の字型のシリコンラバーで固定したほうがより安心だ。
ワイヤレススナップショットのリモコンは、スマートセルフィースティック本体にマグネットで付いているだけなので、着脱はいつでもいたって簡単だ。
自撮り棒としてスマートセルフィースティックを使用する場合は、ワイヤレススナップショットはその時々で、スマートセルフィースティックから離して使用しても、スマートセルフィースティックに取り付けたまま使用してもいいだろう。
しかし、3人以上のグループ写真を撮影するなら、ワイヤレススナップショットを確実にスマートセルフィースティック本体から離してシャッターリモコンとして使用したほうが便利だ。
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