特殊効果を活用して芸術的な写真を撮る!
最近のデジタルカメラはほとんどの機種が撮影時に特殊効果を加えられる機能を持つ。EOS M10も「クリエイティブフィルター」という機能があり、さまざまな特集効果を楽しむことができる。
たまには撮影モードを変えてみる
ミラーレス一眼といっても形状的にコンデジに近い感じがするが、絞りやシャッタースピードを駆使する機能は備わっている。
多くのミラーレス一眼や一眼レフの場合、プログラムオートでも絞りとシャッタースピードの組み合わせを適正露出のまま変更する機能がある。
たとえばプログラムオートの状態で、絞りF5.6、シャッタースピード1/125秒の組み合わせになっている場合に、そのデジカメのメインの操作ダイヤルを操作するとF4.0と1/250秒になったり、F8.0と1/60秒の組み合わせになったりする。
それらの3種類の組み合わせは露出的には同じ露出値なので明るさは同じに撮れる。しかしF8.0とF4.0では絞りが2段変わってしまうため、ボケ具合が大きく変わる。
一方で、シャッタースピードは2段変われば手ブレの危険性も出てくるし、被写体が動いている場合もブレてしまう可能性がある。適切な組み合わせを選ぶのが大事だ。
フルオートのまま撮影するのではなく、たまには目的にあわせて絞り優先オートやシャッタースピード優先オートといった撮影モードも試してみよう。
ただし、積極的に絞りやシャッタースピードを変えて撮影したいというならば、次回紹介する「EOS Kiss X7」のほうが向いている。デジタル一眼レフならではのテクニックを紹介していくので、そちらも参照していただきたい。
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