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秋の風景を撮るのに適したデジカメはコレだ!第3回

動く被写体を撮るなら……デジイチ or ミラーレス一眼!?

2014年09月11日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 運動会で子供たちを撮ったり、紅葉を見に山に行ったときに鳥や昆虫、小動物を撮る機会もあるだろう。

 動きの早い被写体を撮るなら、やはりミラーレス一眼よりもデジタル一眼レフ(デジイチ)のほうが安心感がある。構造的にデジイチとミラーレスではAFの構造が異なり、デジイチのほうが優れていると言われる。なぜかと言えば……。

ミラーレス一眼はデジイチよりAFが遅い
というのはもはや過去の話!?

 ミラーレスとデジイチの違いをおおざっぱに言うと、ミラーがあるかないか。デジイチの場合はレンズを通して結像する映像を、内部のミラーで反射させて光学ファインダーへ結像する構造。

 これが一眼レフの「レフ」の部分を示す「レフレックス構造」なのだが、その途中でAF用センサーで測距する機構を持っている。この際に「位相差検出方式」と呼ばれる方法で測距し、AFを動作させる。

 ミラーレス機ではこの「レフ」の部分が存在しないのでミラーレスと呼ばれるが、そのため、AF用のセンサーを配置する場所がなく、撮像素子面で直接測距する「コントラスト検出方式」と呼ばれる方法で測距していた。

 デジイチとミラーレスはこのAFの検出方式の違いでAFの速度差が生じていた。簡単に解説すると、ピントが合っているか合っていないかがわかるのは当然だが、位相差検出方式はピントがズレている状態で、「前後のどちらにズレているか」と「どれくらいズレているか」を図るのでどこにレンズを移動させればピントが合うかが瞬時に判断できる。

 対するコントラスト検出方式は「ピントが合っているか合っていないか」しか判断できないので、実際にレンズを駆動させて、どちらに動かせばいいかを確認しなければいけない。このため。コントラスト検出方式ではワンテンポ遅れてしまうのが原因だ。

 ところが、最近のミラーレス一眼のAF機構はコントラスト検出方式に加え、撮像素子面に位相差検出方式のセンサーを埋め込んだハイブリッド型が主流になってきている。つまり一眼レフと同じ機構も備えているため、AFの動作速度が早くなってきている。

 ならば、もう一眼レフのAF動作速度の優位性はなくなっているのではないだろうか? もっと言えば、これからはデジイチよりも軽いミラーレス一眼を持ち歩けばいいのではないか?

 ということで、デジイチとミラーレス一眼とで実際にAF速度の差はあるのか検証してみた。

「α6000」のダブルズームキット
キヤノンの「EOS Kiss X7」と「EOS 70D」

 セレクトしたカメラは、ミラーレス機の中ではAF最速をうたう「ソニーα6000」とデジイチのポピュラーなエントリーモデル「キヤノン EOS kiss X7」とその上位モデルミドルレンズで人気の「キヤノン EOS 70D」の3台だ。

 デジイチを2台用意しているのはエントリーモデルと上位モデルでの差があるかの確認のためだ。

(次ページに続く、「ソニー α6000」)

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