仮想デバイスでIoT開発を加速させる「mockmock」正式版がリリース
新たな機能を追加・改善
Fusicは4月6日、「mockmock(モックモック)」の正式版リリースを発表した。
mockmockは、クラウド上に仮想デバイス(mock)を作成し、利用中のサーバーに疑似データを届けられるサービスだ。デバイスは、データのフォーマットや値の生成ロジックを設定すれば、希望の宛先まですぐに疑似データを送信できる。仮想デバイスは、いつでも、いくつでも作成でき、実体のあるデバイスでは実現困難な数千個単位の検証も可能。データフォーマットは自由に編集でき、エラーデータの動作検証も可能。動作検証や負荷検証が手軽に実施できるようになり、開発効率の向上やシステムの信頼性向上が見込めるとしている。
昨年リリースしたβ版に寄せられたユーザーからのフィードバックをもとに、今回新たな機能を追加・改善した。
MQTTSに対応したほか、HTTP(S)のリクエストヘッダー設定機能、mockの状態遷移機能などを追加し、UIは大幅に改善されたという。