容量がバラバラの5枚のmicroSDカードを差してみる
本質は、やはり、複数枚の余剰となったmicroSDカードを使用してこそ、初めてmicroSD 2 SATA Driveの価値が上がる気がする。
そこで、今回は引き出しから取り出してきた追加の4枚のmicroSDカードを64GBのmicroSDカードに加えて所定のコネクター位置に差した。
microSD 2 SATA Driveは、新しいmicroSDカードを追加したり、取り外したりすると、当然のことながらパソコンからは認識されなくなる。
筆者は、再度ディスクの管理機能を使って初期化とフォーマットを行なったところ、SATAドライブは2048GBと大盤振る舞いで超得した気分になったが、なぜかどうしても「新しいシンプル ボリューム」の作成に至らない。
思いつく理由は、最初の1番のmicroSDカードが64GB、追加した4枚のmicroSDカードが32GBが2枚、16GBが2枚だったが、microSD 2 SATA Driveは、同時に使用するmicroSDカードグループに異なる容量が含まれると、すべて少ない容量のmicroSDカードで計算されるか、容量が誤認識されるらしい。
これからはmicroSDカードを引き出しにあまらせる時も、同じサイズのモノをあまらせるようにしないとダメらしい。
しかし、モノは試しとばかり、最大容量の64GBを取り除き、追加した32GBを2枚と16GBを2枚の合計4枚で同じことをやってみたところ、57.87GBとしてフォーマットされた。
“同時に使用するmicroSDカードグループに異なる容量が含まれていると、すべて少ない容量のmicroSDカードで計算される”という原則からすれば、16GBが4枚として認識された結果、57.87GBは64GBに近い数値だ。しかしハードウェアには極めて弱い筆者に本当のところはまったくわからない。
ベンチマークでパフォーマンスを計測
商品説明の通り、各microSDカードの容量を合わせるために32GBのカードを4枚探してきた
さて、いろいろ例外が登場して楽しいmicroSD 2 SATA Driveだが、そういうことなら一度はスペック通りやってみようということで、家中を探し回って容量32GBのmicroSDカードを4枚見つけ出してきた。
無事、再度の初期設定も難なく終わり32GBのmicroSDカード4枚(128GB)で118.73GB容量のSATAドライブが完成した。そんなもんだろう
今度は16GBや64GBのmicroSDカードを排除して、同じ32GBのmicroSDカードの4枚だけを1番、3番、5番、7番の各スロットに挿入してみた。そして再度、初期化をやったところ、トータルストレージサイズは118.73GBとなった。
32GBのmicroSDカードが4枚なので約128GBが最大だと思うので、それほど遠くない数字で十分かと思う。
コンピュータもスマホもそこそこ速ければあまりそれ以上の欲のない筆者は、普段からデバイスのスピードを比較する為のベンチマークテストアプリには無縁であるが、ディスク系と言えば、スピード命の人もまだまだおられるようだ。
そこで、ネットで調べてHDDやSSDドライブなどのパフォーマンス比較で比較的よく登場する「CrystalDiskMark」というベンチマークアプリを生まれて初めてダウンロードして、ThinkPad内蔵の512GBのSSDとmicroSD 2 SATA Drive(118.73GB)のベンチマーク比較をやってみた。
当然ながら、ベンチマークテストに関してはウルトラ素人の筆者だが、なんとなく数字の大きい方が高速だという感じは分かる。そして、その差は圧倒的にThinkPad X1 Carbonの内蔵SSDが優っている。
別に筆者は普段からベンチマークをして生活しているわけではないので、今回もひいきのガールズ系K-POPミュージックビデオが超快適に再生されれば何の問題もないという立ち位置だ。

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ











