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T教授の「戦略的衝動買い」 第423回

あまった10枚のmicroSDを1つのストレージに再利用! SD変換アダプターを衝動買い!!

2017年03月29日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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容量がバラバラの5枚のmicroSDカードを差してみる

64GBのmicroSDカード(1番)に16GBのmicroSDカード2枚と、32GBのmicroSD、カード2枚の合計4枚を3番、5番、7番、9番のコネクターに挿入してみた

64GBのmicroSDカード(1番)に16GBのmicroSDカード2枚と、32GBのmicroSD、カード2枚の合計4枚を3番、5番、7番、9番のコネクターに挿入してみた

 本質は、やはり、複数枚の余剰となったmicroSDカードを使用してこそ、初めてmicroSD 2 SATA Driveの価値が上がる気がする。

 そこで、今回は引き出しから取り出してきた追加の4枚のmicroSDカードを64GBのmicroSDカードに加えて所定のコネクター位置に差した。

microSDカードが増えたのでシステムでは認識しなくなった

microSDカードが増えたのでシステムでは認識しなくなった

 microSD 2 SATA Driveは、新しいmicroSDカードを追加したり、取り外したりすると、当然のことながらパソコンからは認識されなくなる。

初期設定を再度やろうとしたら、なぜか2048GBという膨大な容量だと勘違いしたようだ

初期設定を再度やろうとしたら、なぜか2048GBという膨大な容量だと勘違いしたようだ

 筆者は、再度ディスクの管理機能を使って初期化とフォーマットを行なったところ、SATAドライブは2048GBと大盤振る舞いで超得した気分になったが、なぜかどうしても「新しいシンプル ボリューム」の作成に至らない。

 思いつく理由は、最初の1番のmicroSDカードが64GB、追加した4枚のmicroSDカードが32GBが2枚、16GBが2枚だったが、microSD 2 SATA Driveは、同時に使用するmicroSDカードグループに異なる容量が含まれると、すべて少ない容量のmicroSDカードで計算されるか、容量が誤認識されるらしい。

 これからはmicroSDカードを引き出しにあまらせる時も、同じサイズのモノをあまらせるようにしないとダメらしい。

どうも最初に入れた64GBのmicroSDカード(1番)がおかしそうなので、取り外して、32GBを2枚と、16GBを2枚の合計4枚(96GB)を入れてみることにした

どうも最初に入れた64GBのmicroSDカード(1番)がおかしそうなので、取り外して、32GBを2枚と、16GBを2枚の合計4枚(96GB)を入れてみることにした

認識して何とか初期化はできたが、サイズは57.87GBとか

認識して何とか初期化はできたが、サイズは57.87GBとか

無事フォーマットも終わって使えるようになったが、やはりサイズがやけに少ない

無事フォーマットも終わって使えるようになったが、やはりサイズがやけに少ない

 しかし、モノは試しとばかり、最大容量の64GBを取り除き、追加した32GBを2枚と16GBを2枚の合計4枚で同じことをやってみたところ、57.87GBとしてフォーマットされた。

 “同時に使用するmicroSDカードグループに異なる容量が含まれていると、すべて少ない容量のmicroSDカードで計算される”という原則からすれば、16GBが4枚として認識された結果、57.87GBは64GBに近い数値だ。しかしハードウェアには極めて弱い筆者に本当のところはまったくわからない。

ベンチマークでパフォーマンスを計測

商品説明の通り、各microSDカードの容量を合わせるために32GBのカードを4枚探してきた

商品説明の通り、各microSDカードの容量を合わせるために32GBのカードを4枚探してきた

最終的に64GBと16GBのmicroSDカードを取り外して、32GBのカード4枚で構成してみた

最終的に64GBと16GBのmicroSDカードを取り外して、32GBのカード4枚で構成してみた

 さて、いろいろ例外が登場して楽しいmicroSD 2 SATA Driveだが、そういうことなら一度はスペック通りやってみようということで、家中を探し回って容量32GBのmicroSDカードを4枚見つけ出してきた。

無事、再度の初期設定も難なく終わり32GBのmicroSDカード4枚(128GB)で118.73GB容量のSATAドライブが完成した。そんなもんだろう

無事、再度の初期設定も難なく終わり32GBのmicroSDカード4枚(128GB)で118.73GB容量のSATAドライブが完成した。そんなもんだろう

 今度は16GBや64GBのmicroSDカードを排除して、同じ32GBのmicroSDカードの4枚だけを1番、3番、5番、7番の各スロットに挿入してみた。そして再度、初期化をやったところ、トータルストレージサイズは118.73GBとなった。

 32GBのmicroSDカードが4枚なので約128GBが最大だと思うので、それほど遠くない数字で十分かと思う。

 コンピュータもスマホもそこそこ速ければあまりそれ以上の欲のない筆者は、普段からデバイスのスピードを比較する為のベンチマークテストアプリには無縁であるが、ディスク系と言えば、スピード命の人もまだまだおられるようだ。

筆者はあまり興味はないが、一応ベンチマークテストを実施

筆者はあまり興味はないが、一応ベンチマークテストを実施

 そこで、ネットで調べてHDDやSSDドライブなどのパフォーマンス比較で比較的よく登場する「CrystalDiskMark」というベンチマークアプリを生まれて初めてダウンロードして、ThinkPad内蔵の512GBのSSDとmicroSD 2 SATA Drive(118.73GB)のベンチマーク比較をやってみた。

左がThinkPad X1 Carbonの内蔵SSD、右がなんちゃってSATA Driveの結果。さすがに内蔵SSDのパフォーマンスの足元にも及ばない

 当然ながら、ベンチマークテストに関してはウルトラ素人の筆者だが、なんとなく数字の大きい方が高速だという感じは分かる。そして、その差は圧倒的にThinkPad X1 Carbonの内蔵SSDが優っている。

ベンチマークの桁よりも、ひいきのガールズK-POPの滑らかな再生に興味

ベンチマークの桁よりも、ひいきのガールズK-POPの滑らかな再生に興味(画像に処理を行なっています)

 別に筆者は普段からベンチマークをして生活しているわけではないので、今回もひいきのガールズ系K-POPミュージックビデオが超快適に再生されれば何の問題もないという立ち位置だ。

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