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気分によってメイン端末を変えるニッチなユーザーにもピッタリ

光発電スマートウオッチ、新「エコ・ドライブ Bluetooth」が超絶カッコいい

2017年03月15日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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「CALL」は電話の着信、「INFO」はメールやLINEなど各種アプリの通知、「LL」は切断など、秒針が指して通知してくれる

電話、メール、各アプリの通知表示に特化

 スマホとの連携機能は、通知機能がメイン。電話やSNSのほかGmailやFacebook Messenger、LINE、ハングアウトといったアプリが対応しており、執筆時で20種類の通知を受けることができた。通知はバイブと秒針を使い、電話の着信は55秒の位置にある「CALL」、それ以外の通知は50秒の位置にある「INFO」を指す。

iPhoneやAndroidスマホに電話を受けると、エコ・ドライブ Bluetoothの秒針は、左上の「CALL」を指す


iPhoneやAndroidスマホに通知が届くと、エコ・ドライブ Bluetoothの秒針は、左上の「INFO」を指す


 通知で動いた秒針はそのあともそのまま動かずにいるので、すぐに文字盤を見なくても、あとから電話なのかそれ以外の通知なのかわかるようになっている。確認後、秒針を動かしたいときはリュウズの上下にあるボタンどちらかを1秒間押せばオーケーだ。

本体右側面にはリュウズと、上下にプッシュボタンを2つ配置

 各種アプリはすべての通知が届くが、Gmailは通知させたいアドレスが選べるようになっているので、メールの着信が多いユーザーは、最低限必要なアドレスだけにしておけば使いやすい。

最大3台までのスマホが登録でき、エコ・ドライブ Bluetoothから接続を切り替えられる

 個人的に便利だと思ったのが、ペアリングできるスマホを最大3台まで記憶させられること。エコ・ドライブ Bluetoothから、リュウズとボタンを使って接続したいスマホが選べる。複数台の同時接続には対応していないが、自分のように気分によってメイン端末を変えるニッチなユーザーにもピッタリだ。

スマホに依存せず、時計だけで機能設定が可能

 ペアリングで接続できる端末を選べるのもそうだが、エコ・ドライブ Bluetooth単体でも時計として使える機能も多い。たとえば一般的なスマートウォッチでは、時刻合わせをスマホと連動させないとできないものも多いが、エコ・ドライブ Bluetoothはリュウズの操作で対応可能。海外旅行などで便利な別の地域の時刻に切り替えるローカルタイム表示もリュウズの操作だけ。自分は飛行機に登場すると、すぐに到着地の現地時刻に設定したいので重宝しそう。

エコ・ドライブ Bluetoothはスマホ側からだけではなく、時計本体でも操作可能。エコ・ドライブ Bluetoothのクロノグラフを利用して、ストップウオッチを使ってみた


 そのほかクロノグラフ(ストップウォッチ)やアラームの設定などもエコ・ドライブ Bluetoothのリュウズとボタンだけで操作可能。スマホがなくても時計として十分使えるのは、シチズンらしい設計思想だ。

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