このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

最新4Kビデオカメラ「VX985M」を使ったら、スマホ映像が合成できて楽しかった

2017年02月18日 15時00分更新

文● 編集長みやの@アスキーおカメラ部(@E_Minazou

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

スマホと組み合わせると
もっと楽しい

 いろいろな撮影モードがあっていろいろ撮ってみたいなーと思わせるVX985Mなんですが、スマホと組み合わせると、これがさらに楽しいことができるのです。

iPhoneとAndroidでインストールできるパナソニックのImageAppはデジカメとも共用だ

 スマホ側でインストールするのはパナソニックのImageAppというアプリ。デジカメでも使えるアプリで、カメラをリモートコントロールして撮影したり、画像や映像を転送して再生もできます。

離れた場所のカメラの操作が、メニューの深い部分までもできてしまう、よくできたアプリです

 ちなみに、インターネットを使って、自宅の子供のモニターをスマホで見たり、ビデオカメラで撮影している映像をUstreamで生放送する機能もあります。ともにPCを必要としないのがエラいのです。

 特にビデオで面白いのが、「ワイヤレスワイプ撮り」です。ビデオカメラの画面の隅にスマホから送られてくる映像を子画面として表示して録画できるのです。

 もちろん、上位機種の「W」がつくモデルには、液晶モニターの横にサブカメラが付いていて、カメラだけでできるのですが、スマホならば離れた場所からの映像をワイプで合成できるのがおもしろいところ。スマホのカメラは背面と液晶側を切り換えられます。

 ビデオカメラで遠景でモデルさんをとらえつつ、モデルさんにスマホを持ってもらって自撮りするスタイルで、アップをワイプの中に表示するとか、その逆もできるのが楽しいのです。

 これも動画班つばさをモデルにやってみました。

操作部にある「Wi-Fi」を押せば、ネットやスマホ連携のメニューがすべて出てくるのはとてもわかりやすい

ライブ撮りのアイコンを選び、スマホ側で無線LANの接続先をビデオカメラにする

つばさにスマホを持ってもらって、風景と合成。お天気おねえさんゴッコもできる。アウトカメラを使えば横長のワイプにもなる

持ち歩いて撮りまくってみた

 カバンに入れていろいろなところで撮りまくってみましたが、なによりまず軽い。バッテリーとレンズフード込みで実測398gです。愛用しているコンパクトカメラ「TX1」もパナソニックなんですが、それが310gあるんですよね。なので、VX985がなんか中身が半分空洞なのではないかと思うくらい軽いです。

 そして、手ブレしないですね。デジカメで動画を撮っていると、がんばってキープしていても手ブレして気分が悪くなりそうな動画が撮れます。んがしかし、さすがの5軸ハイブリッド手ブレ補正は、そうそう揺れません。というか持って歩きながら撮っても、キモチワル画像にならないんですよね。

 AFも当然かもしれませんが、動画を撮影しながらどんどんピントが合うんですよね。コンパクトカメラで動画を撮ると、けっこうハズれることがあるんですが、コレも専用機の威力です。

 たくさん搭載しているオモシロそうな撮影機能は試せなかったので、またレポートしますね~。

愛用のコンパクトカメラ、TX1と並べてみた。VX985Mはこれに比べて88gしか重くないのである。


■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中