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AzureのIaaS運用が変わる!

米マイクロソフトが「Azure Managed Disk」をGA、VMのストレージ管理が不要に

2017年02月13日 07時00分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

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 米マイクロソフトは2月6日(現地時間)、Microsoft Azureの新しいサービスとして「Azure Managed Disk」をGA(一般提供)した。これにより、AzureのIaaSの運用が大きく変わりそうだ。

 Azureの仮想マシン(VM)では、PCと同じようにOS、アプリケーション、データを格納するための場所としてディスクを使用する。それぞれのVMには、OSディスクと一時ディスクの少なくとも2つの仮想ハードディスク(VHD)があり、これらはAzureのストレージアカウントに格納される。さらに、VMはデータディスクを持つことも可能で、これもVHDとして格納される。

 従来、AzureでVMを使う場合、これらのVHDを保持するストレージアカウントを作成する必要があった。AzureのストレージにはIOPSの制限があり、VM環境をスケールアップする場合は、追加のストレージアカウントを作成し、それぞれのディスクでストレージのIOPS制限を超えないように運用することが求められた。

 今回発表したAzure Managed Diskは、VMに必要なVMディスクをストレージアカウント不要で作成できるサービスだ。VMディスクを保持するストレージの運用をAzure側が担い、ストレージアカウントのIOPS制限を気にせずVM環境をスケールアップできるようになる。

 具体的には、1つのサブスクリプションに対して、Azureリージョンごとに1つのストレージアカウントを配置。これを使用して、VMの作成やスケールアップ時に、予めユーザーが指定する容量の範囲までVMディスクを自動作成する(1サブスクリプションで最大1万個のVMディスクを作成できる)。VHDファイルを複数のストレージアアカウントにコピーするといったVMディスクのお守りも不要になる。

 Azureには、ネットワーク構成などが同一のVMを大量に自動展開するための機能として「Virtual Machine Scale Sets(VMSS)」というものがある。今回発表されたAzure Managed DiskはVMSSに対応しており、VMSSで大規模にVM環境をスケールアップする際のVMディスクの運用を自動化する。組み合わせて使うことで、負荷分散構成やクラスタ構成などの展開と運用が大幅に簡素化される。

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