プレミアムおまかせオートが優秀
ソニーモバイル「Xperia XZ」
リアカメラは2300万画素、F値2、OISアリ。RGBC−IRセンサーを採用しており、目で見たままの色彩の再現を謳っているのだが、状況によりけりだ。また、Xperiaのオートといえば「プレミアムおまかせオート」であり、今回の特集においてもその実力を遺憾なく発揮している。
得意なシチュエーションが多い
ASUS「ZenFone 3 Deluxe」
リアカメラは2300万画素、F値2、OISアリ。色彩補正センサーも採用しており、Xperia XZ同様に見たままの再現をアピールしているが、やはりすべてのシーンではなく、得意な状況が多いということ。全体的に階調がしぶとく残る傾向が強く、パンチは弱めだがすんなりと撮れるケースが多い。
夜はマニュアル設定で遊んでみよう!
スマホのカメラにマニュアル設定は珍しいものではないが、設定を見るとかなり細かく調整できる端末がいくつかある。今回だとAXON 7とisai beat、Mate 9の3台だ。夜景の場合、三脚があればISOとシャッター速度を下げてよりキレイに撮影しやすい。ホワイトバランスの刻みもこまかく、良い雰囲気を作りやすくもある。
【まとめ】「Galaxy S7 edge」と
「ZenFone 3 Deluxe」が夜景向き
データを見ていくと、レインボーブリッジのようなパターンでは、Galaxy S7 edgeが画素ピッチで大勝利といえる。手持ちでも狙いやすく、お出かけ向きだ。また交差点のデータを見ていくと、ZenFone 3 Deluxeはソツなくこなしつつ、ディティールもしっかりあると、上々の結果になった。Mate 9の安定感も捨てがたいが、個人の趣味嗜好もあるので参考にしてほしい。
なお、街中撮影の自由度を判断材料に加えると、isai beatがトップクラスになってしまう。ワイドレンズはずるい!
【次回予告】室内とご飯写真に適したスマホはどれだ?
夜の街中や夜景を撮影したあとは、屋内とご飯写真で対決。蛍光灯下の室内はカメラにとって厳しいシチュエーションであり、ご飯は美味しく見えるかどうかがスマホによって全然違う。今回の8台はどんな差が出るのか、お楽しみに!
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