ちょっとした工作でソレっぽいホルダーに
まずはDAGRマウントのサイズ確認。たぶんちょうどいいぐらいじゃないかなと思っていたのですが、iPhoneにあわせてみたらマジぴったり! 幅も厚さもジャストサイズです。
マウントの方はオーケーなので、もう一度カー用品店に行き、素材になりそうな車載ホルダーを探しました。エアコンもダッシュボードもないので、吹き出し口にセットするタイプや吸盤タイプは不可。両面テープで貼り付ける物を選びます。
買ってきたのは4D可動という車載ホルダー。決め手となったのはアームの自由度の高さと、加工がしやすそうという点です。スマホをホールドする部分にDAGRマウントをネジどめするので、なるべく単純で小さな板状の物がほしかったのです。
DAGRマウントの裏側にあるプレートはいらないので、ネジを外して取り外します。このネジは車載ホルダーと合体させるときに使います。
次に車載ホルダーの加工。挟み込むスマホの幅に合わせてスライドできるようになっていましたが、不要なので引き抜きます。滑り止めのゴムもいりません。
スマホを挟み込む爪はいらないので、模型を作るときに使っているピラニアソーというノコギリでカットします。
再利用するネジはアメリカのNo.10という規格で直径は5ミリ弱。それにあわせて、車載ホルダーのパーツに電動ドリルで直径5ミリの穴を開けました。
あとはさっきのネジでDAGRマウントを取り付ければオーケー! ほんの10分ぐらいで完成です(´ー`) 。
取り付け位置は運転席の右側。ダッシュパネルには貼り付けるスペースがないし、ザラザラとした塗装がされていて両面テープがくっつかない可能性が高いので、無線機のマウントの側面に貼り付けることにしました。
取り付ける部分をキッチンペーパーで拭いて貼り付ければ設置完了……と思ったらここでアクシデント発生。全然くっつかず、手を離したら落ちてしまいました。両面テープ部分を触るとサラサラとしていて粘着力がほぼゼロ。どうやらペーパーで拭いたぐらいではダメなぐらい汚れていたようです。
気を取り直して、今度はアセトンで拭いてみました。するとペーパーが真っ黒に。やはり相当汚れていたみたいです。最初から付いていた両面テープはもう使えないので、手元にあった超強力両面テープで固定します。1回ぶんギリギリの長さしか残っていなかったので、もう失敗はできません。これでもかというぐらいキッチリ拭いて、再度貼り付けます。どうやら今度はしっかり下地処理ができたみたいで、落ちる気配はありませんでした。
使用した両面テープは3MのVHBテープというやつで、アクリルフォーム基材の両面にアクリル系粘着剤が塗られた超強力な接着力をもつ両面テープです。このVHBテープ、表面はあまりベタついていないし、貼ってすぐは粘着力がさほどでもなく、これが本当に超強力なのかな? と思うのですが、時間が経つとガッチリ貼り付きます。圧着後に72時間放置することが推奨されていて、最初のうちは30%ぐらいの強度しかありません。24時間で約80%になるので、1日は触らないのが吉です。
翌日、確認のためアームを動かしてみましたが接着面はなんともありません。さすが超強力を謳うだけあります。iPhoneを挿してみても安定していて、垂れ下がったり落ちてしまったりすることはなさそうです。なにより見た目がゴツくてかなりいい感じ! 大満足であります。
ハンヴィーのミリタリーテイストを崩したくないけど便利グッズも使いたいということで、今回はなかなかいいモノができました(自画自賛)。カーステ&カーナビが導入できたから、あとはドリンクホルダーがあれば、まるで普通のクルマのような装備に!
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