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STマイクロ、IoTやウェアラブルの開発が加速する「SensorTile」

各種MEMSセンサーとMEMSマイクロフォンを集積した小型マルチセンサー・モジュール

 STマイクロエレクトロニクスは12月13日、加速度センサー、ジャイロ・センサー、地磁気センサーおよび圧力センサーの各種MEMSセンサーとMEMSマイクロフォンを集積した小型ターンキー・センサー・ボード「SensorTile」を発表。同製品が含まれたキットを発売した。

 SensorTileは、サイズがおよそ13.5×13.5mmで、同様のボードの中では最小クラスだとしている。低消費電力マイクロコントローラーの「STM32L4」搭載で、センシング・通信ハブとして使用されるウェアラブル機器、ゲーム用アクセサリー、スマート・ホーム、IoT機器などの開発に適しているという。

 また、STM32 Open Development Environmentを含む、STM32Cubeハードウェア抽象化レイヤーやミドルウェアをベースとしたAPIの広範な開発エコシステムが、ソフトウェア開発のスピードアップ、簡略化に貢献するとしている。

 キットには、SensorTileを単独またはハブ・モードで接続可能なクレードル・ボードが付属。リファレンス設計として使用することができ、温湿度センサー、microSDカード・ソケット、リチウム・ポリマー・バッテリー(LiPo)チャージャーも搭載されている。

 そのほかにも、LiPo充電式バッテリーや、アナログ・オーディオ出力、Micro USBコネクター、Arduino仕様のインタフェースを集積したクレードル/拡張ボード、プログラミング用接続ケーブルも同梱されている。

 STマイクロエレクトロニクスの販売代理店および直販サイトにて取り扱う。価格はおよそ89.00ドル(現時点)。

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