「SmartHR」と「Talentio」が連携、内定から入社手続きがより便利に
KUFUとタレンティオ、業務提携契約を締結
KUFUとタレンティオは11月8日、業務提携契約を締結したと発表。最初の取り組みとして、「Talentio」上から内定者の情報を「SmartHR」にワンクリックで送信するAPI連携をリリースする。
SmartHRは、KUFUが提供するクラウド労務ソフト。企業が手続きする社会保険・雇用保険の自動化を目指し、従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成。総務省が提供するe-Gov APIと連携し、ウェブ上から役所への申請も可能としている。
Talentioは採用活動を効率化し、AIを使用してより良い採用活動を提案するというクラウド型採用管理システム。候補者の一元管理、選考フローの設計に加えて、応募ページの作成もできる。
これまで、内定者の入社日や入社に必要な情報が労務担当者に伝わらず、入社当日に慌てて社会保険や雇用保険などの手続きにあたるといったケースが多くあった。
今回の連携により、採用担当者は労務担当者にTalentio上からワンクリックで内定者が出たことを通知することができ、採用担当者と労務担当者の「聞いていなかった」というトラブルを未然に防ぐことができるとしている。通知を受けた労務担当者は内定者の情報を確認することができ、従業員データとしてSmartHRに反映させることが可能となる。
また内定者の情報を登録する際には、履歴書や職務経歴書などのファイルを添付することができ、書類をスキャンしたり、ファイルをダウンロードやアップロードすることなく、情報のやりとりが簡単になるという。