このページの本文へ

秋の新製品も勢ぞろい! 人気SIMフリースマホ全カタログ 第2回

便利な指紋センサー搭載は当たり前、さらにDSDS対応モデルも登場

競争が一番激しい価格帯! 人気SIMフリースマホ全紹介 【ミドルハイ編】

2016年10月29日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

防水・防塵、おサイフ、ワンセグ、さらに頑丈
日本製スマホでもある富士通「arrows M03」

 「MADE IN JAPAN」を打ち出し、MVNOでのセットモデルとしても幅広いユーザーに受け入れられている、富士通arrowsのSIMフリースマホ。前年モデルの「arrows M02」ではいくつか見られた弱点もカバーされており、さらに人気が出そうな1台だ。

人気の高さにも納得の手堅く使える日本製SIMフリースマホ、「arrows M03」

 ただ国産と言うだけでなく、防水・防塵対応、おサイフケータイといった国内ユーザー向け機能をサポートするのはM02と同じだが、M03ではメタルフレームを採用して、頑丈さを増したほか、ワンセグに対応(しかもロッドアンテナを内蔵)、カメラも1310万画素のソニー製センサーを搭載するなど(M02は800万画素)、かなり強化されている。

側面はメタルフレームを採用、ワンセグに対応するのは貴重だ

 そのほかのスペックでは、HD解像度の5型液晶にクアッドコアのSnapdgoran 410と、ディスプレーとCPUがワンランク落ちるのは確かだが、普段使いにはまず十分。声の聞きやすさを増す機能や日本語入力に手書き対応のATOKが搭載されているのも紹介しておきたい部分だ。SIMフリースマホに詳しくない家族や知人などにもオススメしやすい製品だろう。

ミュンヘンデザインでDSDS対応の
ZTEのスタンダードなミドルハイ機「BLADE V7 MAX」

 ZTEはフラグシップ機の「AXON」シリーズを国内導入したが、こちらはよりスタンダードな「BLADE」ブランドの上位モデル。と言っても、ミュンヘンでデザインされたという薄型のメタル筐体はなかなか魅力的。2.5D加工の前面ガラスの端が曲線になっており、ダイヤモンドカットが施された側面に滑らかに繋がっているのは、最近のトレンドに沿っているという印象だ。

ZTEのミドルハイクラスは端末多数。こちらはDSDS対応で5.5型液晶搭載の「BLADE V7 MAX」

 主なスペックは、フルHD解像度の5.5型IPS液晶、CPUがMediaTek製(MT6755 1.8GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリー、16メガカメラ(イン8メガ)、Android 6.0などで、無線LANは2.4GHzのみの対応(IEEE802.11n)と、AXON 7 miniからは若干劣る部分もあるが、4G+3GのDSDS機能に対応したスマホでは最安クラスの税抜3万4800円という価格はうれしい。

薄型のメタル筐体を採用

電波を2つつかんでいるのがわかる

指紋センサーは側面にある

あのスマホに近いデザインの5型スマホ
ZTE「goo G05(Blade S7)」

 NTTレゾナントの“gooのスマホ”として販売される「g05」。端末自体はZTE製の「Blade S7」で、5型フルHD液晶、オクタコアCPU、3GBメモリー、32GBストレージ、カメラはリア/インともに13メガ、さらに指紋センサーもホームボタンに内蔵とハイスペックな1台。価格は税抜3万9800円。

5型筐体に機能がいろいろ詰められた“gooのスマホ”「g05」

 背面のガラスコーティングなど、デザイン的にはiPhone 5sとiPhone 6sのいいところ取りという感じ。ただベゼル幅が2.25mmという狭額縁により、横幅は約67mmと画面が4.7型のiPhone 7などとほぼ同じだ。シトラスのカラバリも気になる存在と言える。

カラバリはシトラス、ブラック、ホワイトの3色。背面はガラスコーティングが施されている

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン