ロボットプロレスやカーレース「Nerdy Derby」に子供も大喜び
今年も家族で楽しんだ!Maker Faire 2016のフォトレポート
2016年08月12日 14時00分更新
文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp
今年の夏もIT DIYの祭典「Maker Faire 2016」(オライリージャパン主催)がやってきた! 8月6・7日の両日とも、ビッグサイトはものづくりが大好きな人たちが集い、さまざまな出し物を展示。先週の日曜日に大谷家が体験してきた楽しい出し物を写真でチェックしてみましょう。
充実のVR系は子供も大人も楽しめるデモが満載
今年はVR系がかなり充実していたような気がしました。ヘッドセットをかぶるとそこは仮想世界。乗馬や綱渡り、ミニ四駆、スプレーでお絵かきなどいろんなVR体験ができましたよ。特に手と指の動きをセンシングするLeap Motionはあちらこちらで使われており、VRとの統合が進んできた印象です。
手を叩くと前に進むというLeapMotionとVRを組み合わせたリアルジョッキーを体験中。ジョーバの上なのでジョッキー度満点
バーチャルスプレーで絵が描ける。もう少し大きくなったら、VRで楽しんでね
Intel Edisonで作ったVRミニ四駆を楽しむワタクシ。けっこうなスピードでビックリ
ロボットの視線で高所での綱渡りを体験できるVR綱渡りを楽しむワタクシ
個人で手軽に楽しめるIoTっぽいもの
Maker Faireだけに電子工作にネットワークをつなげたようなDIYなIoTが数多く出展されていた。コンピューターもクラウドもネットワークもコモディティ化した昨今、アイデアがあれば、個人でいろんなモノを作れるんですねえ。
自宅で美味しいビールを作るため、酵母の仕事具合を観察する装置。フタを開け閉めせずとも、温度と糖度をチェックできる。まさに必要は発明の母
温度や湿度などを調べられるIoT家庭菜園の「Farmy」。自宅IoTの手始めとして菜園やペットはありですね
ヤマハは身近な道具で作れるハンドメイドのIoTギターをデモ展示。ワークショップはあっという間に満員でした
THETAを使ったその名も「かかし~た」。うちわに描かれた「トリ」を撮影したら、データをクラウドに挙げる。本当にトリだったらクラッカーで脅かすことも可能
猫や鳥を見つけたらLINE BOTで教えてくれたり、myThingsで天気を教えてくれる「にゃんぼっと」
新しい電子楽器で新しい音楽体験を
Maker Faireは電子楽器系もかなり充実しています。技術がなくても、譜面が読めなくても、手軽に音楽を楽しめる時代が来たようです。
鍵盤を弾くとMIDIで制御されたソレノイドが水滴をドロップする「WATER MIDI」。音に合わせて拡がる水紋がアート
ドラムの音にあわせてバスドラに映像が投影されるSHOW4プロジェクト。これはすぐに実用化されそう
8つのノブだけで演奏できるDigilogのシンセサイザー「OCTA」。Tシャツがかっこいいので買ってしまいました
古い電化製品を使って楽器を作るエレクトロニコス・ファンタスティコの新作「扇風琴」は文字通り扇風機の電子楽器
電子楽器「ウダー」を宇田さんに教えてもらえる。ギターのコードを筒状に抑えるというイメージかな?
タクトを振ると、ディスプレイの中のお友達が演奏してくれる「森のタクト」