大手とベンチャーと協働、TBSの成功スタンス
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アーリー、ミドルステージのスタートアップとも活発に交流
とはいえ、企業として直接の投資対象とするかしないかという以外の部分では、片岡氏はシードやアーリーステージのスタートアップ企業とも積極的に交流を深めている。また、ベンチャー支援のプロであるVCへの投資が、間接的にそうしたスタートアップへの支援につながっている。
「当社グループにとって魅力的なスタートアップがあれば、VCから情報を得ることができます。我々もそうしたスタートアップには、早く成長して一緒に仕事をしましょうと働きかけているんです。うちのような事業会社のCVCにとって大事なのは、R&Dとしてのベンチャー投資を含めて、いち早く新しいビジネスのインナープレイヤーとなり、そのビジネスの本質を見極めることなのですから」と、片岡氏は力説する。
連載最終回となる次回は、片岡氏のベンチャー支援事業に対する見解とともに、今後TBSグループが目指す立ち位置などについて話を進めていきたい。
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