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AFが大幅強化! 4K撮影にも対応‼! 富士フイルムの最上位ミラーレス一眼「X-T2」

2016年07月07日 17時45分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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 富士フイルムは7月7日、ミラーレス一眼カメラ「X-T2」を発表した。発売は9月の予定で、ボディーのみの予想実売価格は18万3000円前後。

「X-T2」
本体上面。シャッタースピードダイヤルとISO感度ダイヤルにはロックボタンを搭載 操作性を考慮し、シャッタースピードダイヤルとISO感度ダイヤルが少し高くなっている
本体上面。シャッタースピードダイヤルとISO感度ダイヤルにはロックボタンを搭載操作性を考慮し、シャッタースピードダイヤルとISO感度ダイヤルが少し高くなっている
ダイヤルの土台部分にモードダイヤルやフォーカスダイヤルを装備。回しやすいように突起が出ている
背面モニターは上下方向にチルトするほか、横のスライドロックを外すことで横方向にも開く3軸チルトモニターとなっている
こんな角度にもなる。3軸チルトは業界初だ こんな角度にもなる。3軸チルトは業界初だ
本体側面端子部。4K撮影映像はHDMI出力が可能だ 反対側にはデュアルSDメモリーカードスロットを搭載
本体側面端子部。4K撮影映像はHDMI出力が可能だ反対側にはデュアルSDメモリーカードスロットを搭載

 3月に発売された、OVF/EVF切り替え可能なミラーレス一眼「X-Pro2」とともにダブルフラッグシップという位置づけの本機。

レンズを外したところ。センサーはAPS-Cサイズだ
レンズを外したところ。センサーはAPS-Cサイズだ
撮像素子や画像処理エンジンはX-Pro2と同じ

 撮像素子に「X-Trans CMOS III」(2430万画素、ローパスレス)を、画像処理エンジンに「X-Processor Pro」を採用する点はX-Pro2と同じながら、AFに関しては新しいアルゴリズムを採用。特に動きのある被写体のAF性能が改善された。

「被写体保持特性」 「速度変化特性」
「被写体保持特性」「速度変化特性」
「ゾーンエリア特性」 「ゾーンエリア特性」

 コントラストAFでは、被写体の動き方に合わせて「急加速/急減速」などの5つのプリセットを選択できるほか、「カスタム」として「被写体保持特性」「速度変化特性」「ゾーンエリア特性」の3つの項目をカスタマイズできるモードも用意している。

従来機のブラックアウトイメージ
従来機のブラックアウトイメージ。連写時、真っ黒な場合が多いので被写体を見失いやすい
X-T2のブラックアウトイメージ
X-T2のブラックアウトイメージ。黒の部分が大幅に減っている

 ファインダーはEVFのみで、60fpsの表示が可能。また、シャッターを切った直後に画面が黒くなる“ブラックアウト”の時間を従来モデルの半分以下に短縮し、連写の際でも被写体を見失いにくくなっている。

4K動画の撮影が可能 フィルムシミュレーションも適用できる
4K動画の撮影が可能フィルムシミュレーションも適用できる
このような動画撮影スタイルで使用することもできる このような動画撮影スタイルで使用することもできる

 動画撮影では、Xシリーズで初めて4K解像度に対応。さらに撮影に際に「フィルムシミュレーション」の効果を動画に追加できる。

縦位置グリップ「VPB-XT2」を装着した状態 背面右側にある「BOOST」にスイッチを合わせると、連写速度などの機能が向上する
縦位置グリップ「VPB-XT2」を装着した状態背面右側にある「BOOST」にスイッチを合わせると、機能が向上する
バッテリーを2個追加できる クリップ自体に充電機能を搭載。バッテリーを充電できる

 オプションとして用意される縦位置グリップ「VPB-XT2」(税別希望小売価格 4万3000円)を装着すると、バッテリーを増強できる(撮影枚数340枚→1000枚)のはもちろん、本体性能も向上する。

 具体的には、メカシャッター時の連写速度が秒間8コマから11コマに、撮影間隔が0.19秒から0.17秒に、レリーズタイムラグが0.05秒から0.045秒に、EVFの表示コマ数が60fpsから100fpsになるほか、4K動画の連続撮影時間が30分延長される。

 このほか、10月に公開されるソフトウェア(プラグイン)を導入することで、PCからのリモート撮影が可能になる。

レンズの開発表明も行なった
レンズの開発表明も行なった

 製品はボディーのみのほか、「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」が付属するレンズキット(予想実売価格 22万7000円前後)も用意する。

デジカメ市場はミラーレス機の成長が著しい

ミラーレス一眼の構成比が年々伸長している
ミラーレス一眼の構成比が年々伸長している
同社のXシリーズも売り上げを伸ばしている
同社のXシリーズも売り上げを伸ばしている

 発表会では、同社取締役 常務執行役員 光学・電子映像事業部長の高橋 通氏が現在のデジカメ市場について解説した。

 それによると、現在デジカメ市場全体の需要は落ちており、特にコンパクトデジカメとデジタル一眼レフについては落ち込んでいるという。

 そんな中で伸びている市場がミラーレス一眼で、現在はデジカメ全体の約30%を占めているという。また、製品単価もデジタル一眼レフより15%ほど高い傾向にあり、確実に利益を出せる市場であるとした。

 ミラーレス一眼における同社製品の位置については、直近の5ヵ月で約2割のシェアを獲得したとし、その牽引役となっているのがX-Pro2であると述べた。

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