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ASCII 夏のベストセレクション2016 第2回

ライター高橋量がオススメする鉄板のWi-Fiルーター

夏ボこそ「Aterm WG2600HP」が狙い目!! 高機能Wi-Fiルーターで超快適ネットを目指すのだ!

2016年07月08日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●Atermマニアックス

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インターネットのらくらく接続機能を使ってみた

 「Aterm WG2600HP」をはじめとするAtermシリーズでは、ネット回線に接続するための簡単機能が用意されている。これらの機能を使えば面倒な作業なしで瞬時にネットに接続可能だ。

 まず利用することになるのが、ネット回線に接続するための「らくらくネットスタートLite」だ。固定回線のモデムが別にあり、すでにプロバイダー設定などが行なわれていれば、特にこの機能を使う必要はない。だが「Aterm WG2600HP」をPPPoEルーターとして使う場合、プロバイダーから送られてきた接続用のユーザー名やパスワードの入力が必要となる。通常この作業を行なうにはさまざまな設定が必要となるが、「らくらくネットスタートLite」を使えば回線の種類を自動判別してくれるので、あとはユーザー名とパスワードを入力するだけでよい。あれこれ悩まずにすむのでありがたい機能だ。

「Aterm WG2600HP」の各種設定を行なう「クイック設定Web」。ルーターに接続した状態で、ブラウザーのアドレス欄に「aterm.me」(ルーターモードで動作している場合)と入力すれば利用できる。

 「Aterm WG2600HP」がネットにつながったら、次はデバイス接続の準備を行なおう。スマートフォンやタブレットから接続するときは、「らくらくQRスタート2」または『らくらく「かざして」スタート』アプリをあらかじめモバイル回線を使ってダウンロードしておくといい。面倒なSSIDの選択や暗号化キー(パスワード)の入力の手間を省けるからだ。

 なお『らくらく「かざして」スタート』は、NFC対応のAndroid端末で利用できる。NFC非対応の端末やiPhone/iPadを利用するときは、「らくらくQRスタート2」で付属のQRコードを読みこめばOK。筆者も実際に試してみたが、スマートフォンのソフトウェアキーボードで暗号化キーを入力せずに済むため、とても便利だった。

NFC対応のAndroid端末の場合は、『Atermらくらく「かざして」スタート for Android』アプリを起動し、付属「Wi-Fi設定シート」のNFCタグに端末を近づけよう。すると、ほぼ瞬間的に設定が完了する

「らくらくQRスタート2」を使ってQRコードを読み込み、SSIDとパスワードの入力を行なっている様子。iPhoneやiPadの場合は続いてプロファイルのインストールを行なうので、画面の指示に従って操作を行なう

「Aterm WG2600HP」本体のボタンを押すだけのWPS機能

 アマゾンのFireタブレットなどGoogle Playに対応していないタブレットであれば、WPS機能を使うといい。「Aterm WG2600HP」本体のボタンを押すだけで、簡単にネットワーク機器を接続できる。Wi-Fi対応の複合機やドキュメントスキャナーなどでも同様だ。

WPS機能を利用したい場合は、「Aterm WG2600HP」本体のボタンを押すだけOK。簡単にネットワーク機器を接続できる

Wi-Fi設定の「WPSプッシュボタン」から接続している様子。端末側でWPS機能を有効にしたあと、「Aterm WG2600HP」の側面にある「らくらくスタート/WPS」ボタンを長押しするだけだ

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