Q2:放置していると有料でアップグレードすることになるの?
A2:勝手にアップグレードしてお金を取られる、ということはない
2016年7月29日を過ぎた場合、Windows 10へアップグレードするには有料版(アップグレード専用版などはないので、製品版)を購入することになる。
マイクロソフトのサイトでは、Homeエディションが1万9008円、Proエディションが2万7864円だ。もちろん、必ずアップグレードしなければならないということではない。サポート期間内であれば、使い続けても問題はない。
7月29日以降は、勝手にWindows 10にアップグレードされるということもなくなる。オススメはされるかもしれないが、アップグレードにはWindows 10のプロダクトIDが必要になるためだ。
当たり前だが、7月29日を過ぎたら強制的にWindows 10になり、お金を請求されると言うことはないので安心してほしい。
なお、筆者としては、すぐに元のOSに戻してもいいから、2016年7月29日までに1度無償アップグレードしておくことをお勧めしたい。
元に戻すのは簡単だが、キャンペーン期間を過ぎれば、Windows 10にするのはお金がかかるからだ。一度アップグレードすれば、端末のハードウェア情報がマイクロソフトに送信され、同じハードウェア構成であれば7月29日以降でもWindows 10にアップグレードできるようになる。
リプレースする際、売却するにせよ譲渡するにせよ、Windows 10にできるというのはマイナスになることはないはずだ。
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