このページの本文へ

最新製品が勢揃いした「Interop Tokyo 2016」展示会 第4回

IoTプラットフォームの老舗がいよいよ国内でも本格稼働?

シスコブースでSORACOMの対抗馬Jasperを見た

2016年06月09日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Interop Tokyo 2016のシスコブースでは、今年の2月にシスコが買収したJasper Technologiesの「Cisco Jasper Control Center」が展示されていた。

ほぼ完璧に日本語化されたCisco Jasper Control Center

 Cisco Jasper Control CenterはIoTデバイスのSIM管理を統合的に行なえるサービスで、国産IoTプラットフォームであるSORACOMの対抗馬とも言われている。シスコのブースではほぼ完璧に日本語化されたGUIが披露され、オートメーションエンジンによりアクティベイトから開通まで細かく制御でき、グローバルでの実績が高いことなど、SORACOMをかなり意識した説明が行なわれていた。

月額料金などをグラフ表示可能。ちなみに左上のロゴはオペレーターごとに変更可能

回線状況の詳細、オートメーションエンジン、API情報、回線管理などのメニューが一元できる

 もちろん自身がMVNOとしてSIMを提供しているソラコムに対し、Cisco Jasperのビジネスはあくまでオペレーターへの卸売りモデルとなるので、完全な競合とは言い難い。とはいえ、2012年にはNTTドコモ、昨年にはソフトバンクとの提携も果たしているほか、海外大手キャリアの採用も多い。今後、シスコのプラットフォーム製品等とも統合化され、開発・営業体制も拡充されることになるので、ソラコムのグローバル展開においては無視できない存在になるのではないだろうか? 興味深い存在である。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

アクセスランキング

  1. 1位

    デジタル

    平均年齢60歳の現場を変えたZ世代女子 kintoneで電話・紙・入力をなくしたら、仕事が楽しくなった

  2. 2位

    sponsored

    「Copilot エージェント」の作成は簡単! 業務用途に合わせてカスタマイズして使おう

  3. 3位

    ITトピック

    北米での成長率がすごすぎる NinjaOneとはいったい何者だ?

  4. 4位

    ビジネス・開発

    脱・巨大プルリクエスト GitHub公式の「スタック型プルリクエスト」が登場

  5. 5位

    sponsored

    無線APにデザインは不要ですか? ブラックスケルトンモデルは今どきのオフィスにめちゃなじむんです

  6. 6位

    ビジネス・開発

    情シスは「フィジカルAI」にどう向き合うべきか 実用化に不可欠な“現場×AI×経営”の橋渡し役に

  7. 7位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePointリストにある申請データ一覧をメール送信する方法

  8. 8位

    ビジネス・開発

    「Gemini Enterprise」に大規模導入の波 ― SOMPO・NTTデータ・Skyが描く“エージェント企業”への進化

  9. 9位

    ITトピック

    年収1500万円以上の半数が「AI時代でキャリアの見直し」今後の戦略は?/カスハラ対策義務化まで2ヶ月、対策の遅れと被害の実態、ほか

  10. 10位

    ITトピック

    情シス人材不足でも「採用予定なし」中小企業の意見/“従業員発のSNS炎上”6割の企業が懸念/「SNS疲れ」利用を減らす効果的方法、ほか

集計期間:
2026年08月08日~2026年08月14日
  • 角川アスキー総合研究所