悪魔の蔵のワインってご存知でしょうか?
編集部に悪魔がやってきた!
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。とある日いつもの編集部に、悪魔がやってきました。「魂と引き換えに願いを叶えてやろう」そんなことは言いません。にっこり笑ってくれました。悪い悪魔に違いありません。
悪魔が手に持っているのはワイン。まさかと思い、「それは血ですか?」と尋ねたところ、「いいえ、ワインです」と悪魔。
ワインは、「カッシェロ・デル・ディアブロ」。悪魔のマークが特徴のプレミアムチリワインブランド。名前はまさしく、スペイン語で“悪魔の蔵”という意味。スタンダードシリーズで実売価格1400円前後です。
なぜ悪魔の蔵なんて、おどろおどろしい名前がついているでしょうか? それは、このワインが美酒であるため。
名門ワイナリーであるコンチャ・イ・トロの最高のワインを貯蔵しておく蔵には、それを盗み飲みしようとする人が後を絶たなかったとか。そこで、わざと「この蔵には悪魔が住みついている」という噂を立て、人を近づけまいとしたそうです。
それが、悪魔の蔵の由来。悪魔が守った美酒という意味なのですね。
6月6日は、“6”が揃う「悪魔の日」。それにあわせて、日本の代理店であるメルシャンの広報さんが悪魔に扮してやってきてくれたのです。もう悪魔さん、オチャメなんだから。
今、チリワインは業界的に注目されています。というのも、日本の年間ワイン輸入数はこれまでフランスワインが1位でしたが、2015年にはチリワインが首位に。フランスワインより低価格帯でかつ飲みやすい味わいで好まれている、という背景があるようですよ。
カッシェロ・デル・ディアブロは実売価格1400円前後からとデイリーワインにしてはやや高めですが、人気が今まさにうなぎのぼり。売り上げは今年、前年比142%を記録しています。少し特別な場での需要が高いのでしょうね。
魅力は、多彩なラインナップ。スタンダードシリーズは全10種類。カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、メルロー、ピノ・ノワール、シラーズといった代表的なぶどう品種のワインを揃えています。同じワイナリーでこれだけラインナップが豊富なのは、珍しいということ。
一番人気のカベルネ・ソーヴィニヨンは、タンニンがしっかりしていて豊潤な味わい。どことなくブラッドベリーのような酸味を感じました。チリの情熱的な気候を感じます。うーん、あくまっ!
悪魔と飲み対決してみた
ところで、編集部にも悪魔がいました。悪魔コジマです。ワイン勝負では負けないというので、飲み対決してみました。
よーい、スタート。
※写真はイメージです。
意外、悪魔コジマはお酒に弱かったです。1杯半でつぶれるなんて悪魔の風上にもおけません(本当に弱い)。出直して来いという感じです。
カッシェロ・デル・ディアブロさいこー!
※アプリ「ハロウィンフェイス」を使用しました。
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!
人気の記事:
「酒好き必訪!超コスパの神楽坂「塩梅」の日本酒飲み放題
」「串カツ田中が100円均一なので、一番高い串を食べてきた」「アラサーが女子大生にまんまと成りすませるか試してみた」「“噂のダイソー100円ワインを飲んでみた」

この連載の記事
-
第1084回
グルメ
セブンのちいかわ「鬼辛カレー」食べてみた! “フツーにすっごく辛い”けどペロッといけるよ -
第1083回
グルメ
ミツカン、“ご飯をおいしく炊く”液体を新発売。1本約500円、…これどうなの? -
第1082回
グルメ
ローソンに本気の冷凍「札幌味噌らーめん」が登場! 人気店「彩未」監修、気になる味は…… -
第1081回
グルメ
【確信】松屋の「ナポリタンハンバーグ」は完全に“ビールのおつまみ”だった -
第1080回
グルメ
ケンタッキー本気の「鶏竜田バーガー」を8年かけて開発! 「ケンタ味じゃない、けどおいしすぎ!」 -
第1079回
グルメ
17年ぶり“モスの匠味”。「高すぎる」と言われたバーガーが令和には…… -
第1079回
グルメ
モスらしさ全開!「アボカドバーガー」はアボ度マシマシでとろけるおいしさ -
第1078回
グルメ
ローソンにまたも神スイーツ! 新チーズケーキはいいとこどり -
第1077回
グルメ
すし関係ない!もはやシャリもない「ケバブ」は万博で人気だった -
第1076回
グルメ
「木樽熟成ヱビス」ってどんな味? ウイスキー「デュワーズ」とコラボした唯一無二のビールが飲める -
第1076回
グルメ
「カニマヨ」だけじゃない。冬ピザが進化していた - この連載の一覧へ

