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春のヘッドフォン祭 2016 第3回

ちょっと先? もっと先?な、各社ブースの参考展示

桐製で、裏面が亀甲だったり、ウロコだったりするヘッドフォンなど──オンキヨー&パイオニア

2016年04月29日 20時44分更新

文● 小林 編集●ASCII

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マネしちゃいけない? USBケーブルの数珠つなぎ

 イギリスのiFi Audioは今後日本でも展開する予定の新製品を紹介した。特に面白いのが「iPurifier2」というUSB信号をきれいにするデバイス。20倍のノイズ低減効果、リクロック、リジェネレート、リバランス、ジッター低減などの効果をうたう。片側がUSB-A端子、もう一方がUSB-B端子となっており、簡単に言うとUSBケーブルとUSBケーブルの間に挟める構造。

よいこはやっちゃだめだぞ~というノリでデモを開始。

 よいこはやっちゃダメというノリで、ケーブルを次々とつないで18mに延長(途中、普通のアダプターを7個使用、iPurifier2を4個使用)し、PCから出力したデータをUSB DACがきちんと再生できるかををテスト。結果クリアーに音は出た。しかし、iPurifier2を1個でも外すと、音が出なくなってしまった。

 半ば無理やりではあるが、USB信号の伝送時にいかに信号が荒れるかが分かるデモであった。

これがiPurifier2。価格は未定。

 ちなみにこのiPurifireは、USBではなくSPDI/F版も開発中。同軸デジタル・光デジタル(丸型)に対応する。オーディオ業界から見たら、SPDI/Fはすでに過去のインターフェースになっているが、AppleTVやChromecastのようにITとAVが交差するような製品が登場するようになり、また需要が高まっているとIFI Audioの技術者はコメントした。

SPDI/F版のも出る予定。

ProiCAN 。フルバランス真空管HPA&プリアンプ。駆動しにくいAKG K1000もばっちりだそう(展示あり)なので、時間がある人は聴きに行ってみよう。

フォノイコライザーのiPhono2も展示されていた。バージョンアップするつもりが9割作り直してしまったとのこと。

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