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春のヘッドフォン祭 2016第6回

Just ear1周年記念モデル、FOSTEX新製品など試聴

傷物語コラボなど、ヘッドフォン祭で見たキテるイヤフォン

2016年04月30日 21時23分更新

文● 小林 編集●ASCII

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4月29日から30日まで中野サンプラザで開催された“春のヘッドフォン祭”。人気のイヤフォンを中心に会場で見つけた新製品を紹介する。

傷物語コラボも計画中の“オープン型イヤフォン”

 オープンエア―方式、ダイナミック型ドライバー採用のインイヤーイヤフォン「NW-STUDIO PRO」で知られるナインウェーブは、7月下旬に「NW-STUDIO NEO」を投入予定。価格3万5000円(税別)で、劇場アニメ『傷物語』とのコラボモデルも用意する計画。

傷物語コラボ商品も登場するという「NW-STUDIO NEO」

 NW-STUDIO NEOは、設計をイチからやり直した、新開発の直径13.5㎜ドライバー「NW-Driver NEO」を採用。共振や定在波を回避する「DUAL Anti-Standing Wave System」を「DUAL Anti-Standing Wave System 2」としてブラッシュアップ、イヤーチップを「NW-EarChip」として改善している。

NW-STUDIO NEO、NW-STUDIO PROを展示

 また、劇場用アニメ「傷物語」コラボレーションモデルを準備中で、劇中に登場する、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと、羽川翼のコスプレをしたモデルもイヤフォンを装着して、写真撮影に応じていた。

Just ear1周年を記念して、専用音質チューニングモデルが登場

 ソニーエンジニアリングは、耳型職人こと松尾伴大氏による“オーダーメイドヘッドフォン”ブランド“Just ear”の1周年を記念して、特別チューニングを施した、XJE-MH1の記念モデル「Goddess Bless You」を展示した。ハウジング中央に「1st」と刻印。その周りを「ANNIVERSARY」の文字が囲む。

XJE-MH1 Goddess Bless You。1周年記念モデルだ。
Just earの松尾伴大氏

 1年間、ユーザーとやり取りをしていく中で、聴く音楽ソースや年齢層などさまざまな発見があり、その中で感じた思いを取り入れているという。特に女性ボーカルがきれいに響くことを狙っている。サンプル曲として花澤香菜『Blue Avenue』から「こきゅうとす」を勧められたので聞いてみた。やや硬質で、透き通るように伸びる“高域の表現”が印象的。低域は若干控えめにしたチューニングとのことだったが、それでもタイトでしっかりとした主張があるように感じられた。

 松尾さんによると、ユーザーは想定以上に若く、かつ女性声優のボーカルをより美しく聞きたいという声があり参考にしたという。なおBlue Avenueを選んだ理由としては、花澤さんのアルバムには、松尾さんが好きな渋谷系のアーティストも参加していたりとして興味を持ったためとのこと。

フォステクスの高級ハイブリッド型イヤフォン

 フォステクスは、高密閉・高遮音性をうたうハイブリッド型イヤフォン「TE100」を展示した。BA型とダイナミック型のユニット両方を内蔵している。

ハイブリッド型ということで非常にワイドレンジな再生。カスタム型のように遮音性が高く、癖はそれほど感じないが、低域の量感も厚め
ケーブルは着脱式

 昨年、須山歯研からハイブリッド型イヤフォン「FitEar Air」が発表された際、フォステクスは9mmのダイナミック型ドライバーの供給をした。その縁もあってか、FitEar 社のエアーコントロール技術(小さなイヤフォンの内部でドライバーがスムーズに動くよう空気抜きする方法)が採用されているという。価格は11万5000円(税別)で販売開始は6月上旬。

 非常にワイドレンジな再生音で、かつ遮音性も高い。コンパクトで取り回しもよさそうだ。ケーブル交換も可能でFitEarと同じ2ピン端子を使用しているとのこと。またペリカン製のキャリーケースも付属する。リッチ感のあるパッケージだ。久々のUSB DAC「HP-A8MK2」なども展示していた。

ロングセラーとなったUSB DAC兼ヘッドフォンアンプHP-A8も進化。HP-A8MK2となる。DACがAK4399からAK4490になり、DSD 11.2MHz再生に対応。コンデンサーなども変更している。旧機種とはサイドパネルの色で区別できる。
米国でのみ販売しているTR90なども参考展示

“チタンメッシュ”デザインはアラビアンナイトみたいな独特形状

 finalの「LAB II」は、かごのように独特なデザインが特徴。3Dプリンタで造形されたチタン製の筐体を採用した試作機。直径15mmのダイナミック型ドライバーを内蔵。デザインのインパクトがすごい!

LAB II

軽く自由になった、JayBird Freedom

 フォーカルポイントが参考出品したのがJayBirdの新Bluetoothイヤフォン「JayBird Freedom」。6月下旬の発売を予定しており、価格は2万5000円前後。カラーは4色で展開予定。

 バッテリー収納位置などを変えて従来機種「JayBird X2」より大幅に小型軽量化。バッテリーはハウジング部から、マイク&リモコン部分に移動している。その分、バッテリー容量が減っているが、リモコン部に装着できる「専用の追加バッテリー」を用意するという。

JayBird Freedom
従来機種との比較
リモコン端子に拡張バッテリーを追加できる
専用アプリでイコライジング処理も

フェンダーブランドのインイヤーモニターも注目株

 Aurisonicsを買収したフェンダーは海外で5種類のインイヤーモニターを展開中。国内発表はまだだが、実機が展示され、注目を集めていた。塗装なども凝っており、サウンドチューニングもAurisonicsとはまた違うとのこと。ギターファンの人なら気になる存在ではないだろうか?

香港AROMAの多ドライバー、マルチウェイ・インイヤー

 トップウィングは、香港AROMAの新製品として「Witch Girl」シリーズ2製品を展示。6月発売で、「Witch Girl S」が12万円程度。「Witch Girl Pro」が15万円程度になる見込みだ。ユニット構成はWitch Girl Sが低域×2、中域×2、高域×1の5ドライバー。Witch Girl Proが低域×2、中域×2、高域×2の6ドライバー。いずれも3Way構成で、Knowlesの最新BAドライバーを採用している。

写真はWitch Girl S

 なお、トップウィングブースでは、SoundMAGIC社のリモコン付きで、直径10mmのダイナミック型ドライバーを搭載したイヤフォンの新製品「E10M」も展示していた。

リモコン付きのダイナミック型イヤフォン「E10M」

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