カスタマイズも豊富で万人向き
では、実際にG900はどういった製品なのか、実機を触れる機会を得たので、いろいろ試したみた。ワイヤレス接続は、USB接続で行なう。マイクロUSB変換アダプター付きで、マウスの充電用のケーブルに挿すこともできる。
形状は左右対称のシンメトリーとなっている。工場出荷時は左側面にボタンが2つ備わっているが、このサイドボタンはマグネットで簡単に外し、付属のカバーを使って物理的に使わないようにできる。右側も同じ構造となっているため、右サイドに2つボタンを足すことで、最大11個のボタンが利用可能。
ボタンに合わせてソフト上で簡単設定
同社のウェブサイトからダウンロードできる『Logicool ゲーム ソフトウェア』(ver.8.82)では、G900の調整が行なえる。ボタンの設定のほか、LEDの設定やマウスパッドに合わせてセンサー精度を高める表面のチューニングが行なえる。
ケーブルレス&軽量で操作は快適!
G900のテストは商店街に近い住宅地で、常時無線のSSIDが十数個見える横浜市某所の私の自宅で行なった。自分の部屋でもワイヤレスイヤホンが2つ(テレビ用とPC用)、無線LANルーター、タブレット(iPad mini4)が常時無線接続され、Bluetoothマウスだと、ブツブツ途切れてストレスマッハな状態。
しかし、G900は全く問題なく接続できた。約15分間放置してLEDが消えたスリープ状態からの起動もコンマ2~3秒という速さ。数千円のワイヤレスマウスを使っている人から見れば、信じられない性能だ。
そこで、今度はスクウェア・エニックスの『フィギュアヘッズ』をプレイ。(レノボのメディア対抗ゲーム大会以降も毎夜プレイしているのだ)普段私はロジクールの『G402』を使っているのだが、そん色ない快適さでプレイできた。ボタンが11個とG402より多く、カスタマイズも可能なので、設定次第ではG900の方がプレイしやすいかも。とにかく、軽いという点も魅力。G900はバッテリー内蔵で約107グラムで、ケーブルを入れたら約140グラムあるG402よりも軽い。