植物を育てるのって楽しいけど難しい
南の島でのんびり暮らしたいところだけどなかなかそうもいかず、せめて南国気分を味わいたいと思い、昨年からマニラヤシやアレカヤシ、プルメリア、パッションフルーツことトケイソウなどを育てています。夏から秋にかけて、プルメリアはたくさん咲いたし、トケイソウも実であるパッションフルーツがいくつかできて大満足! でも東京の冬は思ったよりも厳しく、残念なことにみんな元気がなくなったり枯れたりしてしまいました。可哀想なことをしたなぁ。
それで、もうちょっと育てやすい植物はないかとネットで検索してみたところ、多肉植物がよさそうな感じです。うっかり触って落ちてしまった葉からも根が生えるとか、相当タフらしくて。そういえば子どものころに実家にサボテンやアロエ、グリーンネックレスなどがあって増えまくってたっけ。
これまで多肉植物に興味がなかったから気付かなかったんですが、自宅にある鉢植えをよくよく見てみたら、ひとつは多肉植物でした。家人に聞いたら植えておいたら増えたとのこと。まさか身近にあるとは~。
多肉植物の育て方的なウェブサイトには、必ずといっていいほど寄せ植えの話が載っていました。どうやら寄せ植えが人気らしく、実際、見た目も可愛くてかっこいい。すっかり気に入ってしまったワタシは早速買物へ。
いろいろと買い込んできました
多肉植物は農協の直売所で、土などはホームセンターで購入しました。
プランターはブリキ製で、横長のバケツみたいなやつ。底に穴が開いていないので水はけに注意してくださいと書いてありましたが、多肉植物は頻繁に水をやるわけではないのでそのままでも大丈夫かなと思います。
土は『多肉植物寄せ植えの土』という、どストレートなネーミングのもの。多肉植物用は何種類もあったのですが、水で固まる『ネルソル』という土が付いていて、寄せ植えを作りやすいとあったのでこれにしました。
右上のボトルはベージュ色の砂。表面に撒こうと思います。
肝心の多肉植物は5種類買ってみました。一番左は『セネキオ 美空の鉾』という種類。セネキオはセネシオとも呼ばれていて、キク科セネキオ属。美空の鉾のように細長いもののほか、茎が垂れ下がるもの、毛が生えているもの、花が咲くものなど多種多様で、世界中に2000種類以上あり、実家にあった丸っこいグリーンネックレスも同属だそうです。
隣は『ポーチュラカリア 雅楽の舞』。スベリヒユ科ポーチュラカリア属で、大きくなると花が咲くそう。日本で流通しているものは挿し木栽培したもので1、2mぐらいで成長が止まるらしいですが、原産地では6mの樹木になるそうです。かなりな大木ですよね。
右上にあるのは『カランコエ 不死鳥』。ベンケイソウ科カランコエ属。カランコエってよく聞く名前なんですが、不死鳥っていうのがカッコよくて買ってみました。同じベンケイソウの『子宝草』と『錦蝶』という種の交配種とのこと。葉っぱの先に子株ができて、それが落ちて増えていくのでその名前がついたそうです。
下は『クラッスラ パーフォレーターヴァリエガータ』。不死鳥と同じくベンケイソウ科で、クラッスラ属。ベンケイソウ科は英語で有名なものに『金のなる木』があります。尖った葉っぱが星のように並んでいて、色は明るめ。緑ばかりだと寂しいので選びました。
一番右はサボテンなんですが、名前がわかりませんでした。形からしてウチワサボテンの一種だと思います。
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