今回のことば
「インテルは、なぜマカフィーを買収したのかと聞かれるが、人々が暮らし、働くために、必要なテクノロジーを提供する、というインテルのミッションに照らし合わせれば、それは当然のことであった」(マカフィーのジャン・クロード・ブロイド社長)
個人向けと法人向け、両方での高いセキュリティー環境を
日本におけるインテルセキュリティの2016年事業方針の説明が行われ、マカフィーのジャン・クロード・ブロイド社長は、個人市場に対しては、人々、家族のデジタルライフを保護するとの姿勢を示す一方、法人市場向けには、ナンバーワンのセキュリティーベンダーとなることをめざすと宣言した。
同社のビジネス規模は、個人向けと法人向けがそれぞれにちょうど半分ずつ。それぞれの市場において、高いセキュリティー環境を実現することを目指している。
そして、個人向けおよび法人向けビジネスの両方を、バランスよく展開しているのは親会社のインテルも同じだ。
「2011年に、インテルがマカフィーを買収した際に、インテルは、なぜマカフィーを買収したのかとよく聞かれた。だが、人々が暮らし、働くために、必要なテクノロジーを提供するという、インテルのミッションに照らし合わせれば、それは当然のことであった」とし、「いまや、セキュリティーテクノロジーは、人々の暮らしや、仕事において不可欠なものだといえる」と述べた。
だが、セキュリティー対策には、3つの課題があるという。
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