8月19日、米インテルはセキュリティベンダー大手のマカフィーの買収を発表した。買収金額は76億8000万ドル(約6550億円)で、マカフィー株を1株48ドルで買い取る。
半導体大手がセキュリティ製品のベンダーを傘下におさめるというやや違和感のある買収だが、1社でハードウェアとソフトウェア両面でセキュリティを提供し、コンシューマや企業に対して安全なネットワーク環境を実現することが可能になるという。
マカフィーは1987年に設立された老舗のセキュリティ専業ベンダーで、個人向けのウイルス対策ソフトから企業向けの製品まで、幅広い分野を手がける。