LEVEL∞のCPUとGPUが両方デスクトップ向けの超ハイスペックゲーミングノートを試す!
ゲーミングノートがデスクトップパソコンに性能で負ける時代は終わる?
2016年04月18日 11時00分更新
存在感のあるゲーミングマシンらしい筐体
Lev-17FG098-i7K-VEのボディーは、前回試用したLev-15FR079-i7-RSのゲーミングノートにしてはスタイリッシュなボディーとは対照的に、デスクトップCPUとGPUを内蔵しているだけあっていかつい風貌でゴリゴリのハイスペックマシンとしての存在感を感じた。天板は左右にLEDが仕込まれており、電源の状態によって発光するゲーミングマシンらしい仕様になっている。その反面カラーはマットなブラックを基調としており、落ち着いたデザインだ。実際に持ち運んでみたが指紋は目立ちにくかった。
また、デスクトップ向けCPUとGPUを搭載しているマシンなので、気になるのが排熱だ。Lev-17FG098-i7K-VEは背面のほとんどが通気口になっており、極力熱を逃がすつくりになっている。負荷が高めのゲームをプレーすると若干暖かくはなるものの、熱くなってる! と感じることはなかった。
本体のサイズは、およそ幅428×奥行308×高さ45mm。ACアダプターもかなり大きいので、気軽に外に持ち運んで使えることはない。ただし、屋内で場所を変えて使用する程度なら可能だし、長期で帰省するときなどに持って帰ることは可能だ。デスクトップマシンだと帰省で持って帰ることはできないので、正月などに暇を持て余すことがなくなるのはうれしい。
G-SYNC対応ディスプレーでヌルヌル動く!
映像のカクつきや残像感、入力遅延を最小限に抑える「G-SYNCテクノロジー」に対応するディスプレーを採用。実際にFPSなど動きが激しいゲームをプレーするとわかりやすいのだが、急に振り向いたりするときなどに、視点の移り変わりがとても滑らかだ。ディスプレーは17.3型で、解像度は1920×1080ドット。サイズはノートパソコンの中でも一番大きくIPS液晶なので、正面からでなくても繊細で迫力ある映像が楽しめる。
インターフェースは、USB 3.0端子×5、USB Type-C(Thunderbolt 3兼用)端子×1、HDMI端子、ミニDisplayPort×2、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マイク入力端子、S/PDIFアウト端子など。通信規格は有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0に対応する。
インターフェースが豊富なので、ゲーミングマウスのほか、ゲーム用コントローラーを接続してプレーするのもありだ。また、机の上で使う時は有線LAN接続で、ベッドなど移動して使う場合は無線LAN接続で使える。有線が通っていない実家の部屋などでも無線でネット接続可能なのは便利だろう。
キーボードは、ゲームの移動でよく使用する「A」「W」「S」「D」が目立つデザインになっている。また、LED内蔵で暗い場所でも使用できるほか、キーボード用のユーティリティーで光の色や光量、マクロの設定なども可能だ。