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LEVEL∞のCPUとGPUが両方デスクトップ向けの超ハイスペックゲーミングノートを試す!

ゲーミングノートがデスクトップパソコンに性能で負ける時代は終わる?

2016年04月18日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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Fallout 4も超快適

 実際にFallout 4をプレーしてみた。私は家に超ハイスペックなゲーミングパソコンがなく、多少のカクツキがあってもプレーできればそれでいいという人間だった。なので、Lev-15FR079-i7-RSでプレーしてカクツキがあってもあまり気にせずにプレーできたのだが、Lev-17FG098-i7K-VEでプレーしてみてその考えが間違いだということに気づいた。

 Lev-15FR079-i7-RSでプレーしているときは建物の中だったり、多くの敵と戦っているときにフレームレートが下がったのだが、Lev-17FG098-i7K-VEだとそういうこともまったくなく、どこに行こうが何をしようが常に60fps以上をキープしていた。

 また、先述したように、G-SYNC対応ディスプレーを搭載しており、違った方向に多数の敵がいるときの戦闘で瞬時に視点を切り替えなくてはいけないときなど、緊急時に画面がぬるぬる動いてくれるのは助かる。Fallout 4だけでなくFPS系のゲームであればカクツキによって狙いを外したなんてことは命取りになりかねないので、しっかりと快適に動くことは重要。Lev-17FG098-i7K-VEだとそういう心配もなく戦いに専念できるだろう。

GeForce Experienceのゲームの最適化。遠方オブジェクトのディティールやライティングのクオリティー、シャドウ/テクスチャーのクオリティーなど、すべての設定がウルトラになっていた

建物の中や戦闘中もほぼフレームレートが落なかった

ノートパソコンだからデスクトップに性能は負けるということはもうない

嫁さんに眩しい! とかうるさい! といわれて夜中ゲームをプレーできないという人にはかなりオススメだぞ

 ノートパソコン用のGPUは、どうしてもデスクトップ用に性能ではかなわないという部分があり、負荷が高いゲームを最高グラフィックスで快適にプレーするのであればゲーミングデスクトップのほうがいいという考えが普通だった。また、今まではCPUとGPUどちらかがデスクトップ用のマシンはあったが、どちらもデスクトップ用というのはまれだ。

 だったらどっちもデスクトップ用にしちゃえという、大胆な発想で誕生したLev-17FG098-i7K-VE。デスクトップとディスプレーを設置できるスペースはないが、できればゲームは集中するために自分の部屋でプレーしたいという人や、体勢や場所を変えつつずっとゲームし続けたいというゲーマーにとっては、Lev-17FG098-i7K-VEは救世主となりうる存在だろう。

 価格は最小構成(8GBメモリー、500GB HDD)で35万4218円と高額だが、Core i7-6700K(4.0GHz)、GeForce GTX 980(8GB)を搭載するデスクトップとG-SYNC対応ディスプレーを購入するとなるとそこまで金額に差はない。ベッドに寝転がって体勢をかえつつ、Fallout 4を超快適にプレーしたいという人には、Lev-17FG098-i7K-VEはオススメだ。

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