World of Warshipsが最高設定・60fpsで動くPCを10万以下で作った

「量産型ペイマックス」出航セヨ! WoWS仕様自作PCのススメ

2016年02月26日 18時00分更新

文● ASCII.jp 協力●加藤勝明 編集●南田剛志、村山剛史

バラバラの状態から40分で完成!
じつは組み立て時間よりWoWSのダウンロードが……

 しかし喜ぶのはまだ早い! PC自作は『World of Warships』をプレイするまで終わりません。Windows 10をインストールした後は、わけのわからんチップセットだなんだののドライバが待っている……と思いきや、加藤氏は懐からUSBメモリーを取り出し、「有名どころのドライバとかは事前にダウンロードして、このUSBメモリーに保存してあるんですよ」とのこと。

 一部は外付けドライブを使ったものの、ほぼUSBメモリーとネットからのダウンロードで済んでしまい、最後の最後にこれまたUSBメモリーに保存しておいたWoWSのクライアントインストールが失敗したものの、再度ダウンロード→インストールで無事解決。

 結局、PCを使い出せる状態にするまで約40分、1回失敗したWoWSのクライアントインストールで2時間弱、合計2時間半程度でプレイまで漕ぎ着けました。

唯一のトラブルがWoWSのクライアントインストール失敗というオチが付いてしまいました

「俺だけの1台」を組んでWorld of Warshipsをプレイしようぜ!

 とりあえずFFXIVのベンチマークを走らせる加藤氏。WoWSのクライアントをダウンロードしながら1920×1080/最高画質での計測は7420で「非常に快適」だそうです。これでWoWS以外でも十分通用することがわかりました。いやー、よかったよかった。

 ついでにWoWSのクライアントをインストール中のタスクマネージャーをペタリ。CPUこそグラフの天井に張り付いていますが、そのほかはまだまだ余裕があります。

クライアントインストール中のタスクマネージャー画面。半年ぐらい経ったらCPUをCore i7に替えようかな(←早くも自作沼に沈む気満々)

 最後に、WoWSの画質設定をすべて一番上に設定してプレイ! WoWSの波やもやの表現ってこんな綺麗だったんだ……と驚かされます。そして、わかっていたことですが、ヌルヌルです。フレームレートもほぼ60fps張り付き

まさかすべての画質設定項目を一番上に設定しても余裕で動くなんて……しかも10万円PCで

甲板の細かい構造物や、寄せては返す波の表現が見どころ。戦闘中の航跡も思わず見とれてしまう美しさだ

 10万円以内でも最高設定で気兼ねなくプレイできる。これなら量産型ペイマックスと呼んでも差し支えないのでは……WGJさん、いかがでしょうか!?

 ゲーミングPCはすっかりBTOが主流になりました。手軽に高性能環境が手に入るうれしい時代ですが、たまにはケースをはじめパーツ単位で圧倒的に選択肢が拡がる自作PCにもちょいと目を向けると楽しいですよ。

超絶グラの軍艦が入り乱れる大海戦ライフを満喫
海戦ストラテジー『World of Warships』が楽しい!

(C) Wargaming.net

 プレイヤー数1億人超を誇るオンラインタンクバトル『World of Tanks』のWargaming.netが、今秋に正式サービスを開始したPCゲーム、それがオンライン海戦ストラテジー『World of Warships』(基本プレイ無料)。

 プレイヤーは世界各国の軍艦を操り、2組に分かれて最大12隻対12隻の海戦バトルを行なう。すでに日米ソ独を中心におよそ100種類をラインナップ。今後も各国の艦が続々登場予定。リアルさで1つ上に突き抜けた美麗グラフィックは、当連載にご登場いただいた宮永忠将氏をはじめとするミリタリーアドバイザーが世界中から収集した貴重な設計図などを元に作られたもの。かつて海原を暴れまわった艨艟を手軽に操れる爽快感は格別だ!

 会員登録や基本的なプレイ方法については、この連載の第1回「戦艦!主砲!轟沈!『World of Warships』でオンライン海戦を楽しむ方法」を参考にどうぞ!

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(提供:ウォーゲーミングジャパン株式会社)

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