快適性と耐久性を追求したミリタリーモデル
全体の70%は羊の天然皮革製。革の一番外側の部分から体毛を取り除いただけのレザーで、フルグレインレザーっていうんですって。手のひら部分はイギリスの高級皮革メーカーであるPittards(ピタード)社の革で、表面にマイクロベンチレーションと呼ばれる通気用の細かい穴が開けられ、耐久性だけでなく快適さも兼ね備えたスグレモノ。さまざまな新素材がありますが、なんだかんだで革ってスゴいですね。
特徴的なナックルガードは丈夫なカーボンファイバー製。装着するときにゴワゴワとして痛いのではと思いましたが、裏にはしっかりクッションが入っていて、全然そんなことはありませんでした。これでBB弾どころかうっかり木を殴ってしまっても痛くもかゆくもありません。素晴らしい! ちなみに以前のモデルでは表面がツヤツヤの艶有りだったのが、敵に見つかりやすい光の反射を嫌うミリタリーモデルのためか、現在では艶消しになっています。
指の付け根あたりにある楕円形のパーツはゴム製の通気ポート。手のひらのマイクロベンチレーションとともに通気性の向上に役立っています。指や手首などよく動く部分にはAirprene(エアプレーン)生地と4wayストレッチ素材が使われていて、フィット感は抜群。エアプレーンはシュノーケリングシューズなどによく使われる水抜けのいい素材で、全天候で使えるようにというこだわりが見て取れます。
手首の内側に並ぶゴム製の突起は、グローブを装着するときに確実に引っ張るための滑り止め。エアプレーン素材だと伸びてしまって引っ張りづらく、これがあるのとないのとでは装着の簡単さが大違いです。
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