ブイキューブは1月5日、ビジュアルコミュニケーションサービス「V-CUBE」の開発子会社として、ブイキューブテクニカルワークスを設立すると発表した。宮城県仙台市に開発拠点を設け、事業を開始する。
新設する仙台開発拠点は、同社の開発拠点があるシンガポールおよび東京と共同で、最新技術の研究やV-CUBEサービスの開発・保守・運用に取り組む。また、地方創生の一環として、エンジニアが東京にとらわれることなく、これまでのライフスタイルを変えずに働き、東北からグローバルなサービス開発に携われる環境を目指す。新規人材採用を進め、東北の優秀なエンジニアの採用と教育に努める考えだ。
ブイキューブは、世界中どこにいても働ける働き方を目指しており、2012年1月からシンガポールにR&D機能を備えた開発子会社を設立し、多国籍のエンジニアによる開発を続けてきた。そうした中、V-CUBEの活用範囲が急速に広がり、遠隔教育や遠隔医療といった用途でも注目が高まった。そこで多彩な利用シーンに合わせたソリューション化をより素早く進めるため、新しい開発拠点の開設に踏み切った。大阪、名古屋、福岡に営業拠点はあるが、開発拠点は国内初となる。仙台での本格的な業務開始は2016年2月を予定する。