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コンビニで手軽に買える食材をスモークして10倍おいしく楽しむ第3回

プロの味! ダンボール燻製ハウスと室内用ロースター「けむらん亭」で燻製してみる

2015年12月23日 11時00分更新

文● 柳谷智宣、編集●オオタ/ASCII.jp

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最後は本格的な機械で燻製!

 第1回第2回では、100円ショップで購入したアルミ鍋や土鍋を使って燻製にチャレンジしてみた。おいしくできた食材も多く、手頃感で言えば大満足。次は燻製専用の器具とどのくらい違うのか? もしくは違わないのか?という点を確認したくなった。そこで、今回は1000円以下のダンボール燻製ハウスと世界初のロースター「けむらん亭」で燻製してみた。

世界初のロースター「けむらん亭」で燻製してみると……

ダンボール製の燻製ハウスが1000円以下!

 Amazonで手頃な燻製器を探していたら、なんと998円の「燻家(スモークハウス) ST-114」を見つけた。ダンボール製の初心者向けアイテムだが、幅230×奥行230×高さ520mmとなかなかのサイズ。早速購入してみた。

 「燻家」は専用のスモークウッドを使って燻すタイプ。コンロにかける必要はないものの、1回ごとにスモークウッドが必要になる。燻製素材は、金網に並べるほか、金棒にフックをかけて吊るすこともできる。ベーコンや魚を大量に燻すときに便利だ。今回は、細かい素材をたくさん並べるので、金網を使うことにした。

 まずは、ダンボールハウスを組み立てる。ハウスは繰り返し使えるので、プリントされている指示に従って丁寧に作業しよう。底面の折り返しは、スモークチップを入れたアルミ皿を固定する足になるので、丁寧にセットすること。

セブン-イレブンで食材を調達。今までの経験でおいしそうだったネタと、チキンラーメンを追加
「燻家(スモークハウス) ST-114」を購入。Amazonで998円だったダンボールハウスとアルミ皿、金網、金棒、フック、スモークウッドがセットになっている
底面の爪を折り返し、差し込む内側に爪が飛び出る
爪を内側に折る。最初、写真のように適当に折ったら、後でアルミ皿のセットで苦労した。きちんと折ることをオススメする金棒に食材を吊るす場合は上中下段の穴を利用する
金棒を外から貫通させる金棒に食材を吊るすフックが4つ同梱されている
金網を載せる金棒は一番下にセットする金網を載せる

食材は定番&即席麺、燻すのは屋外で

 スモークチップが1つしかないので、一発勝負。そこで、美味しそうな食材をメインにチャレンジした。第1回第2回とのデキを比較するために、ベーコン、ウインナー、ゆでたまご、唐揚げ、鯖の塩焼きをチョイス。ダメ元でちくわ、おやつでポテトチップスを投入。さらに、即席麺を燻製して作ると美味しいという話を聞いたので、チキンラーメンも入れてみる。また、家の近くにある「さつまっこ」というラーメン屋が売っているチャーシューが絶品で、冷蔵庫に常備しているのだが、その塊も載せてみた。

 ちなみに、本製品は屋外利用向け。換気扇の下で作業しようと思ったのだが、指示に従って庭で燻製することにした。ネットではスモークチップに火が付きにくいという意見もあったのだが、コンロで点火したら一瞬にして燃え上がった。すぐに炎を吹き消してアルミ皿に置き、スモークハウスにセットする。その際、折り曲げた足に載せる感じにして、アルミ皿の底はダンボールの底に触れないようにする。あとはフタを閉めて完成だ。

 すぐに煙が充満し、端から漏れてくる。後は、じっくり待つ。1時間ほど待って、様子を見てみると、ゆっくり燻されている感じ。たまごも変色しているが、茶色というほどでもない。スモークチップも半分くらい残っていたので、もう1時間燻してみた。

食材を並べる
同梱されているスモークウッドコンロで火をつける
スモークウッドのくぼんでいる方を下にしてアルミ皿に置く上面を閉める
窓を手前に引っ張って開けるアルミ皿を折り曲げた足の上に載せる
燻製は屋外で行なう

実食! チキンラーメンにハマる

 2時間経過したところで終了。ちょうどスモークウッドもほぼ燃え尽きていた。卵の色はそれほど茶色くなっていないが、全体的に燻製の色は付いている感じ。さて、実食してみる。

 ゆでたまごは色から想像できる通り、燻製感は薄かった。もちろんおいしいのだが、もともとがおいしいので燻製によるプラスがよくわからない。ちくわは、相変わらずまずい。今までと同じ方向性。結論、ちくわを燻製にするのは難しい。

 ウインナーは、今までで一番燻製感があった。期待していたスモークウインナーになってて、とても美味しい。オイリーでスモーキーで、酒のツマミにぴったりだ。若鶏の唐揚げもスモークとのマリアージュが際立っている。明らかに燻製で味が向上している。Goodだ。

 2時間も燻したのに、薄いベーコンがジューシー。そのためか少し酸っぱいものの、ばっちりおいしい。さばの塩焼もいい感じ。燻製感は控えめだが、王道でうまい。ご飯が欲しくなる。

 チャーシューは、端っこと中央で燻されている面積が違うので両方試食。中ほどは、軽くスモーキーで美味い。もうちょっと燻し感がほしいところ。端は、煙い。煙すぎる! しかも水気が抜けてる。ただ、せっかく燻製するならこのくらいのほうが面白い。もちろん、まずくはなっていない。もうちょっと時間を短くすれば、超おいしくなりそう。チャーシューをスモークするならカットして並べて、短時間で燻すほうがいいかも。

 チキンラーメンも作ってみた。いつもどおり、丼に入れ熱湯を投入。一口目、煙い! スモーキーすぎる。味はチキンラーメンだけど、飲み込んだ時に抜ける感触にむせそう。マリアージュはしてないな、と思っていたら食べ終わる頃にはおいしく感じるようになっていた。いや、これからはチキンラーメンはスモークしないと食べられないかも。こだわるなら、燻す時間はもう少し短くてもいい。最後にポテトチップス。これも煙すぎる。とは言えスモーキーチップスと考えれば、いい感じか。納得の味で、うまい。これも酒のつまみになりそう。

 2時間という燻製時間で、やっぱりやり過ぎで煙いよね、という食材とちょっと燻製感が足りない食材もあった。食材や状態による適切な燻製時間があり、まとめて燻すのには限界があるのだろう

2時間にしては薄いかな? とも思ったが、いい感じに仕上がった
スモークウッドはほとんど燃えていた完成!
チャーシューは、中と端を試食
チキンラーメンもスモーキー!

次ページでは、「世界初、燻製が作れるロースター「けむらん亭」

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