このページの本文へ

一年の〆と始めは徹底的にダラダラ過ごしたい

HuluとNetflixとAmazonプライム・ビデオを2万円前後の超激安PCでむさぼる年末年始

2015年12月11日 17時30分更新

文● ジサトライッペイ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

月額3000円払えば全部見放題です

 さて、HuluにNetflix、Amazonプライム・ビデオとそれぞれ強みがありますが、結論から言えばどれかを選ぶのではなく“とりあえず全部アカウントを作ろう”です。コンテンツはどのサービスも日を追うごとにどんどん増えています。Amazonプライム・ビデオもサービス開始当初の印象は「アニメがちと弱いかな」と思っていましたが、ここにきて「ガールズ&パンツァー」がOVAも込みでしれっと入ったりしたので、現在のコンテンツでサービスを選んでも半年後にはどうなっているかわかりません。

 となると気になるのは維持費ですが、僕の場合、Hulu(月額1007円(税込で計算)×12=1万2084円)+Netflix(月額1566円(税込みで計算)×12=1万8792円)+Amazon プライム(年間3900円)で、年間支払い料金の合計は3万4776円です。月で割ると2898円です。毎月3000円以下で毎日暇つぶしができると考えれば、決して高くはないかなと思っています。休日は家にこもってずっと動画を観ちゃうので、外に出ず余計な出費もなくなるのですごく経済的です。まあ、人間としてなにか大切なものを失っていくような感覚もありますが気にしたら負けです。

でも視聴デバイスはなるべく安く済ませたい

 さて、動画ストリーミングサービスに毎月3000円かけて全部観ちゃおうという乱暴な提案になりましたが、そのぶん視聴デバイスは安く済ませたいもの。僕はスマホとノートPCで楽しんでますが、スマホは布団に入りながらゴロゴロ楽しむ用で、ノートPCは椅子に座ってスナックでもつまみながらスマホよりも大きなで画面でじっくり楽しむ用と使い分けています。いずれもすでに持っているデバイスです。しかし、リビングのテレビなどもっと大画面で楽しみたいという人もいるでしょう。そんな人にオススメなお手頃デバイスが、ずばり“スティックPC”です。

テレビなどのHDMI端子に挿して使う、実売価格2万円前後のスティック型PC。長さ10cm程度の超小型ボディーですが、Bay Trail世代のAtom Z3735Fを搭載し、ウェブブラウジングやメール確認ぐらいなら余裕でこなすWindows 10採用PCです。

 スティックPCは現在各社からさまざまなモデルが出てますが、そのほとんどが2万円前後とPCとしては破格の安さです。れっきとしたWindows搭載PCなので基本的にPCで動くソフトやサービスはなんでも動きます。性能的にはCPUがAtomなので、現在ノートPCで主流のCoreプロセッサー並みの快適さとまではいきませんが、ウェブブラウジングはきっちりこなします。

使い方は簡単。テレビのHDMIに挿して、マイクロUSBポートから付属のACアダプターで電源をとるだけで起動します。HDMIまわりのスペースが狭いテレビでも付属の延長ケーブルを使えばご覧の通り。

別売ですが無線接続のタッチパッド付きワイヤレスキーボードがあると、テレビから離れた場所に座ってワイヤレス操作できるのではかどります。写真はロジクールの2.4GHz帯無線対応タッチキーボード「K400 Plus」。実売価格は5300円前後。

でもそんな安いPCでもHD画質で快適に楽しめるの?

 では、動画ストリーミングサービスはどうでしょう? YouTubeやニコニコ動画が観られるので視聴自体ができないということはないけど画質が落ちたり、CPU負荷の高まりで熱暴走しないかなどいろいろと不安はあります。そんなわけで、今回はスティックPCの中でもファンを内蔵し安定稼働がウリの「Intel Compute Stick」で、動画ストリーミングサービスが快適に楽しめるか、視聴中のCPU使用率とCPU温度をモニターしました。番組は3サービスで共通してある番組として、アニメ「弱虫ペダル」でテスト。もちろん画面は諸事情によりご紹介できませんが、こちらも大変おもしろい作品なのでぜひみなさんご覧になってみてください。もちろん、どのサービスからでもご覧いただけます。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン