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長~く使える極上のPCケース2015 第1回

長~く使える極上のPCケース2015【CoolerMaster/CORSAIR編】

2015年11月23日 12時00分更新

文● 千駄木 和弘 編集●北村/ASCII.jp

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 恒例の「長~く使える極上のPCケース」特集の時期がやってきましたよ! 今年も数多く行なったアキバ取材で見つけたイケてるPCケースを編集部内で吟味し「これは良いケースだよね」とオススメできる製品を改めて紹介しようという特集だ。

恒例のPCケース特集が今年もスタート

 2015年は“Skylake”こと第6世代インテルCoreプロセッサーが登場したこともあり、新CPUに合わせてマザーボードなどのPCパーツを刷新しようというユーザーも多いのではないかと思う。

 他にも大きいビデオカードや水冷クーラーなど、新しいパーツを購入したときこそPCケースを変える絶好の機会だ。もし、これから新しいPCパーツを購入しようと計画してるなら、パーツに合うケースも一緒に考えいくと、より楽しいPCライフが過ごせるはずだ。

 今年登場するのは8製品。今回はCoolerMasterとCORSAIRのケースを紹介しよう。

CoolerMaster
「MasterCase Pro 5」

●URL:http://apac.coolermaster.com/jp/case/mid-tower/mastercase5-series/
●実売価格 2万1000円前後

対応フォームファクターはATX、Micro ATX、Mini-ITXのミドルタワー。角をスパッと切り落として六角形の断面が見えてるような、直線的でシンプルなデザインだ

必要なパーツだけを選んでケースを作り上げる
CoolerMaster「MasterCase 5」シリーズ

 自作PCに限った話ではないが、どんな製品にも「この機能をもっと強化したい」や「この機能は不要」と感じる部分はあるもの。そうした機能の過不足をユーザー自身で選択でき、できるだけ理想の構成にカスタマイズできるケースが「MasterCase 5」シリーズだ。

 「MasterCase 5」シリーズは、メーカーが用意した「モジュール」と呼ばれるオプションパーツを駆使して外装・内装を自由に変更できる製品だ。カスタマイズできる箇所はフロントパネル、トップカバー、サイドパネル、シャドウベイで、必要に応じてモジュールを追加・交換して理想のケース仕様に近づけられる。

 製品ラインアップは基本となるベース製品となる「MasterCase 5」、別売モジュールを搭載済みの上位モデル「MasterCase Pro 5」があり、今回の記事では上位モデルのほうを取り扱う。

なお、上位モデルの「Pro 5」はトップカバーが装備されているが、標準ベースモデルではトップカバーがないかわりに2つの手持ちグリップが出現する。トップカバーを取り付けてあっても手をいれて持ち運べるので問題はない。

Cooler Masterのケースの造形は極端にシンプルか、やたらアクの強いデザインかの2パターンに振りきれる傾向があるが、「MasterCase 5」シリーズはシンプル路線を採用。外見の派手さよりも内部のカスタマイズ性の高さで勝負! という感じなのだろう

見るからにエア抜けの良さそうなメッシュカバー内には120/140mmx3の冷却ファンが搭載可能。「Pro 5」では標準ベースモデルより1基多い、140mm×2の冷却ファンが搭載されている。Pro 5は標準モデルより冷却性能を強化している製品なのだ

ケース内部は板状のフレームで上段・下段エリアに分割されたデュアルチャンバー構造を採用。電源が収まる下段エリアに邪魔な配線を逃すとパーツ配置がスッキリする

アクリル製の窓がついたサイドパネルも「Pro 5」なら標準搭載。標準のベースモデルは窓なしパネルだ。アクリル窓をよくみると大部分を占める上部はクリア、窓の下側はスモーク仕上げになっている。スモーク部分はデュアルチャンバー下部を覆うもので、見苦しい配線処理を目立たなくする工夫だ。

→次のページヘ続く (「MasterCase Pro 5」の内部

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