Surface Pro 3
2014年6月2日発表、7月17日発売。Core i3モデル、Core i5モデル、Core i7モデルが用意された。OSにはWindows 8.1 Pro Updateが搭載され、Surface Pro 2と比べて、一層の薄型化、軽量化が図られた。ディスプレーサイズは12型へと大型化し、解像度は2160×1440ドットになった。
発表時、米マイクロソフトの担当者ブライアン・ホール氏が、「Surface Pro 3こそがタブレットでノートPCを置き換えられる製品」と語り、ノートPCの置き換えとしての色がSurface Pro 2までと比べてより強まった。また、Office Home and Business 2013をプリインストールした。
Surface 3
2015年3月31日発表。国内では6月19日発売。一般向けのラインアップは、Atom x7/2GBメモリー/ストレージ64GBタイプと、Atom x7/4GBメモリー/ストレージ128GBタイプの2モデルで、販売はソフトバンクモバイル。Surface RTの流れをくむモデルだが、OSにはWindows 8.1を搭載した。また発売当初はLTE版のみをY!mobile、Microsoft Store(オンラインストア)、量販店で販売した。2015年の後半になってからWi-Fiモデルも国内で発売された。
Surface Pro 4、Surface Book
Surface Pro 4は、第6世代Core(Skylake)ベースのCore M3/i5/i7を選択可能。2736×1824ドットの12.3型ディスプレーを搭載。インターフェースは、USB 3.0、Mini DisplayPort、Bluetooth 4.0、microSDカードスロットを搭載。サイズは292.10×201.42×8.45mmで、重量は766〜786g。バッテリー駆動時間は最大9時間。スペックだけ見ても、これまでのSurfaceの中で一段とクラムシェル型のノートPCに近い存在といえる。OSはWindows 10 Pro。Surface Penは1024段階の筆圧を検知可能になった。発表会では、「Surface Pro 3と比較して30%高速化」「MacBook Airと比べ50%高速」と紹介された。メモリーは最大16GB、ストレージは128/256/512GBまたは1TB SSD。
Surface BookはSkylake搭載の13.5型デタッチャブルノート。OSはWindows 10 Pro3000×2000ドットの13.5型液晶ディスプレーを採用し、最大10点のマルチタッチ機能をサポートしている。筐体はマグネシウム。CPUに第6世代Core i5/i7(Skylake)を搭載し、NVIDIA GeforceベースのGPU(GDDR5メモリー)またはIntel HD Graphics 520を選択できる。メモリーは最大16GB、ストレージは128GB/256GB/512GB/1TB SSD。キーボードはバックライト付きで、静音性をうたっている。トラックパッドは、最大5点のマルチタッチ対応。サイズは幅312.3×奥行き232.1×高さ13.0(最厚部22.8)mmで、重量は約1.516kgと、サイズもこれまでのSurfaceとは全く異なり、クラムシェル型のノートPCに近い。国内での発売は来年初頭になる見込み。